妊娠中のおすしはNG？妊婦が食べてはいけないすしネタを発表！

安全なおすしを食べて安心な妊婦生活を

最後に、知っておきたい妊婦でも不安なく食べられる青魚・白魚などのすしネタのご紹介と、おすしをおすし屋さんで食べる際、もしくは自分で購入・調理する際に心がけておきたいポイントをいくつかご案内していきます。

妊婦が問題なく食べられるすしネタは？

青魚・白魚は水銀をほとんど含んでいません。例えばあじ、いわし、かつお、さんまやタラなどの魚です。ですので、食べ過ぎと鮮度に注意さえすれば妊婦が食べても問題のないすしネタと言えます。あとはボイル済みのエビやアナゴといった火を通してあるネタを選択するのもよいでしょう。納豆巻きや玉子などのネタも問題なく食べる事ができます。

女性に人気の寿司ネタは？

「回転寿司に関する消費者実態調査」の女性が好きな寿司ネタランキングは以下の順位になっています。ランキングの1位サーモン、2位のエビ、マグロ、ネギトロ、イカ、ブリ、イクラのネタは生もですので、妊娠中は避けたほうがよいでしょう。となると姙娠中に安心して食べられる寿司ネタは玉子、かんぴょう、火が通っているボイルイカ、ボイルエビ、煮穴子･･･など生物ではないものが安心です。

回転寿司店に行った際に、よく食べているネタ

	ネタ	割合
1位	サーモン	50％
2位	エビ	31％
3位	ハマチ・ブリ	28.8％
4位	マグロ（中トロ）	26.4％
5位	マグロ（赤身）	26.4％
6位	ネギトロ	24.2％
7位	イカ	22.2％
8位	ホタテ	20％
9位	えんがわ	19.6％
10位	イクラ	19.6％

新鮮なネタを選択し、早めに食べる

通常よりも免疫が落ちている妊婦は、食中毒にかかる可能性が高くなっています。スーパーなどで賞味期限ギリギリに値引きされているおすしは避け、新鮮なネタをできるだけ早く食べるという事を心がけましょう。回転ずしに行った場合は、回っているものではなく、注文をして新しくもらうように！また、わさびやガリなどの殺菌作用のあるものを積極的に取り入れるようにしましょう。

自宅では丁寧な調理を心がける事

自宅で生魚を調理する場合は、やはり細菌が一番多く含まれている内臓の部分を完全に取り除くように気をつけてください。アニサキスという寄生虫は一度冷凍をすると死滅する寄生虫ですが、家庭用の冷凍庫ではまだ温度が高いので、スーパーなどの業務用の冷凍庫で冷凍されているもの、もしくは解凍済みとして売っているものを選ぶと安心です。

おわりに

妊娠中は今までの健康な体と違って、自分では気付かないうちに免疫が落ちていますので過信は禁物です。おすしを食べる時は体調のよい時にし、さらにすしネタは鮮度にこだわり、食べても問題のない種類を選ぶとよいでしょう。無理せず、我慢しすぎず、賢く妊婦生活を楽しんでくださいね。

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