男性は妊娠がどんなものか分かりませんから、ママと同じ考えでいるのはなかなか難しいもの。しかし、妊娠の大変さを旦那さんが理解しないことを理由に、夫婦間にすれ違いができるなどのこともあるのです。
そこで、妊娠の大変さ旦那さんに理解してもらうための方法はあるのでしょうか?ママが心がけたいことや行動してほしいことについて、ご紹介します。
妊娠の大変さを理解してほしい!方法は?
妊娠中は「つわりの苦しさ」などといった想像できない悩みも出てきます。そんなつらいときに、旦那さんに協力体制がなかったり自分本位でいられたりしたら、「ふたりの赤ちゃんなのになぜ私だけ?」となってしまいますよね。
こちらでは、妊娠の大変さを旦那さんに理解してもらうための方法をお伝えします。
ちくいち状況を伝える
妊娠中にママがつわりや体調不良で苦しんでいても、「まだ寝てるの?」「ごはんの用意してよ」などと言ってくる旦那さんもいます。
妊娠経験がない男性には、そのつらさがどの程度なのかは分からないものです。
未知の世界だからこそ、「少し休めば大丈夫でしょう?」程度にしか思ってないのかもしれません。
そこで、ママ自身が「今はこんな時期でどんな状況なの」ということを伝えてみるといいでしょう。すぐには理解してもらえないかもしれませんが、まずは伝えてみることが大切です。
つわりの苦しさについて知ってもらう
妊娠中にはいくつかの体調不良がありますが、その中で代表的なものが「つわり」です。
つわりの強弱には個人差があり、ママによっては1日中起きることができないなんてこともあるほど。
そこで、旦那さんが会社の同僚などに「うちの妻はつわりが軽かった」なんて話を聞いてきたら、つわり=軽いものと思いこんでしまうでしょう。誰かから聞いた話だけを信じて、自分がオーバーに話しているだけじゃないの?などと思われてしまうかもしれません。
また、つわりは吐き気だけと思われがちですが、症状はさまざまです。思うように動けない、匂いに敏感になる、寝ても寝足りない、嗜好(しこう)に変化が出るなどのことがあります。
つわりの症状は吐き気だけじゃないということを、具体的に説明しておくのもいいでしょう。
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ママから旦那さんに歩み寄ることも大切
旦那さんにママの体調について伝えたのはいいものの、それだけではなかなか理解にはつながらないかもしれません。
旦那さんが妊娠中の大変さを理解したと思ったのに、変化が見られなかったらママも残念な気持ちになってしまいますよね。
そこで、ママからも歩み寄りとしての行動をおこすことも大切です。一体、どんなことがあるのか?をまとめてみました。
お願いしたいことは言葉で伝えること
「言わなくてもわかる」の考えは、通用しない場合があります。具合が悪いんだから、旦那さんが気を利かせて動いてくれるのでは?と思って、そうならなかったらイライラもしますよね。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、できることはしてあげたい!でも何をすればいいの?というのが旦那さんの気持ちです。だからこそ、やってほしいことは言葉で伝えるようにしましょう。
「洗濯ものを取りこんで」「ゴミ出しをして」などと、明確にしておくことです。
言葉で伝えることで自分のやるべきことを理解し、旦那さんも自然と動いてくれるのではないでしょうか。
旦那さんのための時間を作るようにする
妊娠中のママは自分の体調のことでいっぱいになり、旦那さんを放っておきがちになることもあります。赤ちゃんのことがあるから仕方ないとは思いつつも、旦那さんからしたら少し寂しいかもしれませんね。
そこで、できる範囲内で旦那さんのための時間を作るようにしましょう。手料理で旦那さんの好きなメニューをつくってみる、おしゃれなカフェに出掛けて会話を楽しむなど、旦那さんを中心にすればいいのです。
「自分のことを考えてくれている」そう思ってもらえることで、夫婦関係は良好になり、これからも協力していこう!となってきます。
旦那さんと一緒に赤ちゃんのことを考える
妊娠中は旦那さんとのコミュニケーションを上手にとれないなどといったことも出てきがちです。そこで、赤ちゃんのことを一緒に考える時間をつくってみてもいいかもしれませんね。
赤ちゃんの名前について、ふたりで考えてみるのもいいでしょう。名付け本などを見て、インスピレーションや画数、漢字の持っている意味などから、想像をするのは楽しいことです。そうすることで、旦那さんも父親としての自覚が芽生え、妊娠の大変さを理解することにつながるのではないでしょうか。
また、旦那さんと一緒に妊婦検診に行き、おなかの中の赤ちゃんの存在を身近に感じてみるのもいいかもしれません。
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家族構成 長女12歳です。職歴は大手金融機関に勤務。資格はTOEIC950点、英検1級、FP2級を持っています。
子育てポリシーは「個性をのばす」です。
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