主婦系ユーチューバーになる際の注意点について
ユーチューバーは誰でも始められるがゆえに、始めてからのリスクが大きい部分もあります。「ユーチューバーになりたい!」と思っている方は、事前に注意点についてチェックしておくことが大切です。
やはり誰もが成功するわけではない
ユーチューバーだけで生活していけるのは、ほんの一握りだけです。主婦系ユーチューバーで有名なほしのこさんの月収は、50万円ほどだと言われています。YouTubeにアップした動画の収入は、1再生あたり0.1円程度とされているため、ほしのこさんほど稼ごうと思えば、1カ月に500万回の再生数が必要となります。それは初心者ではかなり難しいことなので、いきなり大金を得ようとはせず、家事の片手間にお小遣い稼ぎ程度で始めてみる方が良いでしょう。
個人情報が流出する可能性がある
YouTubeで顔出しをしていると、偽名にしていたとしても本名がばれてしまったり、住所などの個人情報が流出してしまったりする可能性があります。またデジタルタトゥーと言う言葉があるように、一度インターネット上で流れた動画や写真は2度と消すことができません。動画や写真を悪用される危険性もあります。そういったリスクについても、ユーチューバーを始める前に家族内でしっかりと話し合った方が良いでしょう。
アンチが出ることも忘れてはいけない
「出る杭は打たれる」と言う言葉があるように、表立って活動すると、どうしてもアンチが出てくる可能性があります。掲示板やコメント欄で必要以上に叩かれたり、ひどい場合には揚げ足を取られ、炎上してしまうこともあり得ます。そういった面で少しストレスがかかってしまうリスクがあることも理解しておくことが大切です。アンチを避けたい場合には、コメント欄を閉鎖するなどの対処も考えてくださいね。
おわりに
YouTubeは誰でも簡単に始められる反面、個人情報流出などのリスクがあることを重々理解しておくことが大切です。またお小遣い程度は稼げるかもしれませんが、大金を稼ぐのは、かなりの努力が必要となります。そのためまずは、どんな分野で需要があるのかをしっかりとリサーチすることから始めてみましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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