これからどうする?サレ夫が選ぶべき道とは
妻が不倫をしているようだ。その疑惑が確信に変わる時、サレ夫はどんな行動をとるべきでしょうか。ここからは不倫発覚後のサレ夫と家庭についてみていきましょう。特にファミリー世帯は、子どもの存在が夫婦の今後を大きく左右します。
離婚も視野に入れる場合
不倫に走る妻との将来に希望が見いだせず、離婚を検討する場合もあるでしょう。
子どもがいる場合で、中には「この子の父親は自分じゃないかもしれない」と疑いを持つサレ夫さんもいるようです。血縁関係の検査、そして法律上の手続きに関しては専門家にご相談ください。なお、父親が子との親子関係を否定するために起こす「嫡出(ちゃくしゅつ)否認の訴え」には子の出産を知ってから1年以内という出訴期間が設けられています。
赤ちゃんのパパであって、妻の不倫に気付いたサレ夫さんの場合「しばらく様子をみよう」と妻を泳がせていると期間を過ぎてしまうかもしれません。できるだけ早く行動することをおすすめします。
サレ夫が再構築を選ぶ場合
妻の不倫にどれだけ打ちのめされても、安易に離婚を切り出せない理由があります。特に子どもがいる場合。妻の不貞行為が理由で離婚しても、親権を獲得できなければ自分だけが子どもと引き離される結果になります。もちろん子どもにとっても、パパと離れるのは言葉ではいい表せない悲しみ。しかもこの場合、有責なのはサレ夫ではなく妻なのです。
再構築を選んだサレ夫さんの体験談からはフラッシュバックに悩まされたという声があります。心療内科やカウンセリングなど専門家の存在が助けとなるでしょう。また、再構築のために「夫婦の会話の機会を増やした」というエピソードも。相手を責める気持ちを乗り越えるために、自らも相手に歩み寄る。そんなサレ夫さんの真摯な姿に頭が下がります。
おわりに
妻に不倫されるサレ夫。日々妻のため・家庭のために仕事や家事をがんばっているところに、妻からの裏切りが発覚。察するに有り余る悲しい出来事です。1年365日ずっと一緒に暮らしているのだから、夫に何も不満が無い妻はいないでしょう。そうであっても、サレ夫さんの受けるダメージは計り知れません。サレ夫さんが納得できる道を歩めることを祈っています。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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