お年玉のお返しをする際のマナーとは?
お年玉をもらったら、何でもお返しをすれば良いというものではありません。お年玉のお返しにもマナーがあるので、覚えておくと安心です。
お年玉をもらった方に子どもがいる場合
お年玉を頂いた方に子どもがいる場合は、お返しは同じくお年玉として渡すのがマナーです。お年玉を期待して渡すわけではありませんが、同じように子どもがいる場合は、お互い様であることが大切です。
通常、お年玉のお返しで現金はNGですが、お互いに子どもへのお年玉として渡し合う場合は、現金でも失礼には当たりません。
お年玉を頂いた方に子どもがいない場合
お年玉を頂いた方に子どもがいない場合は、お年玉を頂いた日からあまり日数が経たないうちに、何かしらの形でお返しをするのがベターです。お返しの形は、現金は失礼にあたるのでやめましょう。
先ほどご紹介した現金以外のお返しの中から選べば無難だと思いますので、相手との関係によって選んでみてくださいね。
現金ではなく品物としてお返しをする
お年玉のお返しとして、現金を渡すのはとても失礼な行為です。そのため、お返しのマナーとしては避けた方が良いでしょう。現金以外でも、お年玉を頂いた方に感謝の気持ちが伝わるものはたくさんあります。
しかし、あまりにも高価なものだと、受け取る側も遠慮してしまう可能性があるので、金額は前にお話ししたように、3分の1~半額程度で抑えるようにすることが賢明です。
おわりに
お年玉は子どもがもらうものですが、親の立場からすると、ただ「ありがとうございます。」だけで済ませて良いのか悩むところですよね。お返しで悩んだ時は、ぜひ今回ご紹介した方法を参考にしてみてください。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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