社員になる前に会社がわかる紹介予定派遣おすすめ理由

紹介予定派遣
妊娠・出産後にしばらく仕事から遠ざかり、再び働こうと検討しているママ。将来のことも考えて育児もしながらしっかりとキャリアを築いていきたいと考えている人もいるでしょう。そんなときにチェックしてみたいのが「紹介予定派遣」とう働き方です。今回は、派遣として働きはじめるもののその後は直接雇用になれる可能性が高い「紹介予定派遣」についてご紹介します。

仕事復帰なら紹介予定派遣!おすすめの理由三つ

三つの理由
育児などの事情で就業しておらず、数年間のブランクがあるママに仕事復帰の選択肢としておすすめしたいのが紹介予定派遣。そもそも紹介予定派遣とは、最長6カ月間派遣社員として働くものの、派遣契約が終了したのちは直接雇用が前提となっている働き方です。
ここで、紹介予定派遣をおすすめする三つの理由について見ていきましょう。

双方がマッチング具合を確認できる

企業側は、将来的に直接雇用で働いてもらいたいと考えて紹介予定派遣で採用しています。派遣期間中に、企業側が仕事内容や企業の社風などにマッチングしているか確認できることが紹介予定派遣を使う企業側の、大きなメリットです。それと同様で、派遣として働く側も、企業内の職場環境や仕事内容など、直接雇用で働く前段階に実際の状況を体感できるのが大きなメリットのひとつです。

派遣でありながら「正社員」を目指せる

正社員を目指したい場合、社会復帰のママにとってそのハードルは決して低くありません。出産前にある程度スキルを積んでいたとしても、なかなかすんなりと新たな仕事先を見つけることは難しいことです。紹介予定派遣の場合、当初は派遣でありながらも、将来的に企業側とマッチングできれば直接雇用の可能性が高いのが大きな魅力。できれば安定して長く勤めたいと考えているのであれば、紹介予定派遣も選択肢のひとつとして考えてみたい働き方です。

育休率やワーママの働き方などを実際に体感

産休率や育休率を含め、女性の働き方に関する情報は働く前に書面を通して知ることは可能です。しかし、実際に職場で働くことにより、女性の働き方・働きやすさなどを体感することができます。実際に制度はあるものの、なかなか取得しにくい、もしくは思った以上にハードな職場など、紙面やホームページなどでは知ることができない実情を把握することが可能なのです。

働きながらチェックしたい項目

働かないとわからない事項は派遣社員として働いている期間にチェックしておくのがよいでしょう。

ワーママ比率

ワーママが少ない職場だと会社として前例がないのであなたが苦労することも。またワーママの離職率が高い場合は何か働きにくい原因があるということです。

長時間労働

会社の体質として残業が多いのであれば直接雇用後に長時間労働を求められるかも。平均残業時間をチェックしましょう。

休日数

年間休日数が113日以下なら要注意。「年間で何日休めるのか」をチェックしましょう。

離職率

離職する人が多い会社は人間関係や労働環境や待遇で問題があることも!

有休消化率

有休消化率が低い会社は社員が有休を取っていないということです。もし、子どもの学校行事や体調不良のときに有休を取れない、取りにくい雰囲気なのかチェックしましょう。

保険

社会保険(雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金)は、原則すべて会社が用意すべきものです。入社後に加入できないなんてことがないように!

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紹介予定派遣で注意しておきたい三つのこと

気を付けたいこと
初回予定派遣にはメリットがあるものの、注意しておきたい点もいくつかあります。ここで注意点を三つにまとめてご紹介していきます。

必ず直接雇用されるわけではない

紹介予定派遣は、直接雇用される前提ではあるものの、派遣として働く「試用期間」の間に、企業から直接雇用を認められる必要があります。スキルなど企業の望む人材にマッチングしていなかった場合、派遣期間が終了した段階で契約終了となる可能性もあります。そのため、スキルはもちろんですが、企業の望む人材に近づくべく絶え間ない努力が欠かせません。

正社員ではなく契約社員の場合も

直接雇用というと、「正社員」ばかりだと思っている人もいるかもしれません。しかし実際のところは約半数が契約社員というのが現実のようです。契約社員は就業先の直接雇用になるものの、待遇面ではやはり正社員より劣るのが事実です。ただし直接雇用を望むのであれば、有期雇用で派遣社員として転々とするよりかは紹介予定派遣のほうが就業先も変わらず働きやすいかもしれません。

直接雇用後に収入が下がる可能性も

派遣社員として働く場合、賞与は支給されないものの総じて時給が高い傾向にあります。そのため、もし直接雇用されたとしても、派遣として働いていたときのほうが収入は高かったというケースが発生するのです。直接雇用後は賞与が支給されるので、その分を加算すると年収で見た場合それほど変わらないということもありますが、月々で考えると安くなったように感じてしまう可能性もあります。

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