ステメで悪口を書くと何が起きる?
LINEのステメに悪口を書くと、スッキリした気分になれます。しかし、誰に向かって言っているかはっきりしないことから、思わぬトラブルに発展することもあります。そこで、ステメで悪口を書くときに知っておきたいことをまとめました。
学校で相手と気まずくなってしまう
ステメに書く悪口は名指しで言っていないとはいえ、言われた本人は「もしかして自分のことかも…」と思い当たるものです。すると次の日に学校に行ったときに、その子と気まずくなってしまうことがあります。相手のことを気にくわないと思っていても、それを表に出してしまうと学校生活を送りにくくなってしまいますから、ステメで悪口を書かないようにしたほうがよいでしょう。
ステメで相手が応戦してくることも
自分がLINEのステメに悪口を書いたとき、相手もステメでこちらの悪口を書いてくることがあります。自分も相手に対して悪口を書いているとはいえ、遠回しに良くないことを言われたらやはり腹が立ってしまいますよね。また、自分がステメに悪口を書き込んだら相手が何か返してくるんじゃないかと、相手のLINEのプロフィール画面を何度もチェックするようになり、心が落ち着かなくなってしまうかもしれません。
周りの人に推測されてウワサされる
ステメは、LINEの友達なら誰でも見ることができます。そのため、周りの友人がステメを見て「あの子の悪口を言っていた」「あの子のことが嫌いらしい」とウワサを立てられることがあります。みんながステメから推測した内容が間違っていると、事実とは違うウワサが広がることになり大変です。名前を出さずに書くときには、周りの人に勘違いされるリスクがあることを知っておきましょう。
おわりに
LINEのステメは、プロフィール画面の名前の下に表示されるもので、500字まで書けることからSNS感覚で利用する中学生が増えています。日記や好きな人への思いを書くならいいのですが、悪口を書いてしまうと相手と学校で気まずくなったり、ステメで悪口を言い返されたりと、思わぬトラブルになることがあります。ステメはLINEの友達なら誰でも見られるので、書く内容には十分に注意しましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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