結局、長男の嫁と次男の嫁はどっちが得?
結局のところ、長男の嫁と次男の嫁ではどちらのほうが得なのでしょうか?長男の立場と次男の立場などを総合的に考えて、平均的な結果を出してみました。
いい両親に当たれば、長男に軍配あり
長男の嫁は大変ですが、それは最初だけという可能性もあります。長い時間が経てば経つほど、「家」の恩恵をうけることができます。特に両親が、いなくなったあとはよりそれを感じることができるかもしれません。両親が健在である場合も、理解に深い受容的ないい両親に当たれば、とても幸せに暮らせるのではないでしょうか?
家事にも、子育てにも、貯金にも悩むことなくゆとりを持って生活ができます。はじめのうちは大変ですが、やるべきことを覚えてしまえばあとはこなすだけ。
姑との相性がキーポイントになりそうですが、それさえクリアできれば、長男の嫁のほうが得を感じることも多いはずです。
無難な位置に落ち着きたいのであれば次男の嫁にも軍配
何が起こるかわからない不安定なご時世の中、資産のゆとりのある家も限られていますし、ベストな形の家に嫁に行ける確証はありません。また義理の父母と、円満な関係を築いていける保証もありません。長男の嫁になるとことは、少なからずリスクを背負うことになります。
リスクを少しでも減らしたい、無難にいきたいというのであれば、あえて次男の嫁になることは間違った選択ではないと思います。
都市型の核家族という形も増えつつある
最近では長男の嫁であっても家を継ぐことがなかったり、実家に同居する必要がなかったりする場合もあります。そもそも家を継いでいくことに執着がない両親もいます。そういった方針の家に嫁ぎ、自由に過ごすという暮らしもあります。
これは、都市型の核家族に多いスタイルです。そういった形の家は、今後どんどん増えていくことが予想されるでしょう。
おわりに
長男と次男の嫁。どちらが損で得と言えるかは、結婚した家庭の環境や両親との折り合い、嫁であるあなたが何を大切にしながら暮らしていきたいかにもよるかと思います。目先の苦労だけではなく、長期的な生活のことも考慮し、本当の意味での損得を考えて、長男の嫁になるか次男の嫁を選ぶかを考えてもいいでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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