お盆玉を受け取る際のマナーとは?
お盆玉はもらう側の気遣いも大切です。受け取り方一つで、あげる側の気分を害してしまう恐れも。帰省中に和やかなムードで過ごすためにも、マナーを守って受け取りたいものですね。子どもがまだ小さいうちは、親のフォローが重要です。
お盆玉をもらったら「お礼」を
基本的なことではありますが、お盆玉をもらったらまずはお礼を伝えましょう。しゃべれる年齢になったら、子ども自身がお礼の言葉を伝えるのがよいでしょう。その他にも、次のような点に注意して受け取りましょう。
- ふざけた態度は取らない
- 両手で受け取る
- その場で開けたり、放り投げたりしない
普段過ごす家とは異なった環境で、子どもは興奮しがちです。親が子どもをなだめて、落ち着かせましょう。帰省前に親子で、“何かもらったときの行動”について、話し合っておくこともおすすめです。
親からも感謝の気持ちを伝えて
おじいちゃん・おばあちゃんが孫に渡すお盆玉。子どもにくれたものとはいえ、間に立つ親も感謝の気持ちを伝えましょう。
- 帰省土産やお礼の品物をあらかじめ準備する
- 後日、お中元や季節の贈り物を贈る
- お礼の手紙や電話で感謝の気持ちを伝える
その他、料理を振る舞ったり買い物に誘ったりすることが喜ばれるケースもあるでしょう。さまざまなお礼の方法がありますが、かける金額より気持ちが重要です。
おわりに
広がりつつあるお盆玉の習慣は、近い将来、夏の風物詩になるかもしれません。金額は気になるものですが、お盆玉を包まない人もまだまだ多いもの。「くれるだけでありがたい」と思う気持ちも大切ですね。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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