フキハラ夫に振り回されない!3つの対処法
もう夫のフキハラに耐えられない。そんな時は、どう行動すればいいのでしょうか。フキハラ夫にお悩みの女性に向けて、今後の対策をご解説します。「一生このままなの?」「もう離婚するしかない?」と諦める前に、ぜひ行動してみてください。
(1)必要以上に頼らない
すでにフキハラ夫に悩まされている女性なら、夫に頼みごとをする機会というのは多くないかもしれません。
一方で「夫の顔を立てるために、こういう場面では夫に頼まなくてはいけない」という暗黙のルールが存在していないでしょうか。たとえば電球の交換など、妻が自分でやったらそれはそれで「俺への当てつけ?」と不機嫌になることも。しかし、頼んだところで機嫌がよくなるわけでは無いのなら、無理に頼みごとをしなくてもいいのではないでしょうか。
力仕事など、相手に任せていたことも思い切って自分でやってしまった方が、一時は気まずくてもスッキリしますよ。育児に関しても「子どものために」と無理に夫婦で歩調を合わせなくても大丈夫。「自分ひとりでやった方が、よっぽど楽」と感じるときは自分で済ませてしまいましょう。
(2)物理的に距離を置く
特に小さい子どもがいると「休日は家族で過ごす」「お出かけはパパも含めて」というのが当たり前かもしれません。もちろん、家族全員で過ごす時間は大切ですが、常にそれに縛られる必要はありません。
フキハラ夫と離れて過ごす時間、自分のリラックスタイムも大切にしていきましょう。子どもの習い事を始めたり、働いている女性なら資格の勉強をしたりするなど、きっかけを作って別々に過ごす流れを作ってみてはいかがでしょうか。
(3)最終的には話し合い
夫婦がうまくいかない時は、適度な距離を保つことで、お互い心のゆとりができることも多いものです。しかし、それでも夫の不機嫌が耐えられなかったり、夫婦関係が悪化してしたりしてしまう場合もあります。しばらく様子を見ても「このままでは無理」と感じるようなら、話し合いが必要です。夫にあなたが困っていることを正直に伝える時が来ています。
伝える時のポイントは「私はこう感じている」という自分主体の言葉を使うことです。「(客観的にみて)この行動はハラスメントだよね」といった第三者目線で夫を攻撃するのではなく、あなた自身の感じ方を言葉にしましょう。うまく伝える自信がない人は、あらかじめ言いたいことを紙にメモしておくことをおすすめします。
また、話し合いのタイミングは、食事のあとが絶好のタイミングといわれています。おなかがいっぱいになり欲求が満たされいるので、話を受け入れやすい状態になるからです。
フキハラ夫と話し合いを考えている人は、参考にしてくださいね。
おわりに
不機嫌な態度で妻を追い詰めるフキハラ夫。ネット上ではフキハラという言葉に対して「またこの手の話か」「なんでもかんでもハラスメントって言われても」…というコメントも多数見かけます。こうした新たな言葉を好まない人もいますが、言葉を否定したところでハラスメントに苦しむ人がいなくなるわけではありません。
「フキハラ夫」という言葉に出会って「うちも同じです」「やっとこの辛さの理由が理解できた」という女性たちの声も挙がっています。「夫に優しくできない自分が悪い」と思い込まず、ぜひ本記事を参考に対処してくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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