賃貸で火災保険に加入する際の注意点
賃貸で火災保険に加入する場合、大家さんや不動産会社が指定したものに必ず入らなければならないというわけではありません。そこで、賃貸で火災保険に加入する際に気をつけたいポイントをご紹介します。
提示された火災保険の補償額を確認する
入居の契約時に、併せて火災保険のパンフレットも提示されるケースが多いです。多くの場合は入居までに必要事項を記入し、入居日までに保険料を支払うなど手続きを踏むことになるでしょう。まずは保険の契約書へサインする前に、提示された火災保険の補償額や内容を確認することが重要です。
それぞれの世帯に見合った補償額か検討する
家財保険、借家人賠償責任保険、個人賠償責任保険について、それぞれの補償額が見合っているものがよく確認しましょう。例えば家財保険の補償額が300万の場合、一人暮らしでは高額に感じるかもしれませんが、ファミリーであれば安く感じるのではないでしょうか。
補償額を検討する際、現在のものと同じものを新たに購入した場合の価格(新価)を目安に考えてみてください。また賠償責任保険に関しては、死亡事故などあらゆることを想定して補償額を検討するケースも考えられます。
あまりに見合っていない内容であれば別プランで契約を
例えば、子ども含めて4人世帯である、趣味などで高額なものを保有しているなど、それぞれのご家庭によって状況はさまざまです。そのなかで、不動産会社が提示した内容をそのまま契約していると、補償額に過不足がある可能性は少なくありません。
契約内容を見直し、あまりに生活に見合っていないようであれば、別プランでの契約を検討してみましょう。無駄な出費を防ぐとともに、家族のために必要な額の保険をかけることにもつながります。
おわりに
保険は、何も起こっていないときには「高いな」と感じるかもしれません。しかし、いざトラブルが発生したときには「なかったらどうなっていたことか」と、心からその存在意義を痛感するものです。ただし、それぞれに見合った補償額で契約しておくことで、より適切にお金を使うことができるのではないでしょうか。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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