小さい子どもを持つがゆえに悩むのが、仕事復帰に対する不安。一方で、現在では柔軟で多様な働き方が注目を集めています。家事や育児で思うように家の外で働けないのであれば、自宅で教室を開いてみるのはいかがでしょう?
今回は、子育て中でも自宅ではじめられるおすすめ教室を四つピックアップしてご紹介します。
自宅で教室を開くメリット・デメリットとは?
「自宅で教室なんて、できるのかな?」と思う人もいるでしょう。しかし、実際には出産・育児などで仕事を辞めた女性が、新たに自宅で独立開業するケースも増えているのです。ここで、自宅で教室を開くメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
自宅教室のメリット
自宅で教室をはじめる場合、以下のようなメリットがあります。
- 出勤する必要がない
- 自分のスケジュールに合わせて開催時間を設定できる
- 家賃など教室・サロンを持つ費用が軽減
- 教室の内容によって資格がなくてもはじめられる
自宅で教室をはじめるのは、自分自身の思いきった決断が必要になるものの、柔軟で多様な働き方が実現できます。好きなこと・趣味・特技などさまざまなジャンルから、「誰かに伝えたい」「広めたい」「生徒さんと一緒に学び・楽しみたい」といった前向きな気持ちでスタートできるのも魅力です。
自宅教室のデメリット
デメリットに感じられるのは主に以下の点です。
- 自宅の立地によっては集客しづらい
- 集客できるまでに時間がかかる
- 教室を開くうえで必要な教材などの準備が重要
- 教室を開くためのスペースが必要
気軽にはじめられるイメージがあるものの、まずは生徒さんを募集して獲得することが重要です。はじめはママ友の知り合いなどに口コミではじめることも可能ですが、継続的に集客し続けるには、SNSを利用するなど継続的な宣伝活動も大切です。
また、教室を開くうえでさまざまな準備・スペースが必要になります。どの部屋を使うのか、どういった教材を用意するか、受講費用はどれくらいで設定するのかなど、自分で決めることがたくさんあります。
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自宅で教室を開くなら!おすすめ教室四選
もし、自宅で教室をはじめるならどんなジャンルがいいのでしょうか?ここで、おすすめの教室・ジャンルを四つピックアップしてご紹介します。
資格を生かした「アドバイス教室」
例えばですが、システム関連の資格を持っていたならプログラミングやパソコン教室、キャリアアドバイザーなどであればキャリアアップ教室などがあります。他にはファイナンシャルプランナーによる家計アドバイス教室や、カラーセラピー・アロマセラピー教室など。特筆した資格を活用しながらの「アドバイス」を中心とした教室は、比較的はじめやすいです。
趣味を生かした「パン教室」
趣味で、自宅でパンを焼くことが好きという女性が、専門のクッキングスクールで習っているという話もよく聞かれます。もし、自宅の近くや知人がはじめたということであれば、参加してみようと思う人も多いのではないでしょうか?料理教室と同じような形で、1回で作るパンメニューと材料をそろえ、定員を決めて開催日を設定します。好きなことを生かして講師になれるのであれば、大きなやりがいを感じることでしょう。
女性に人気がある「ヨガ教室」
大人になると、なかなか運動をする機会がなくなり、体力不足の原因にもなります。そこで最近人気が高まっているのが「ヨガ」です。ヨガは、激しい運動ではなくゆっくりとした呼吸・体の動きで美容や健康の維持に期待ができます。教室として開くのであれば、民間で取得できるヨガの資格を取得しておくといいでしょう。
手に職をつけたい女性に人気「ネイルサロン・教室」
家事や仕事に追われながらも、やはり女性はいつも美しくありたいもの。趣味が高じてネイリストの資格を取得し、ネイルサロンを開く女性も少なくありません。資格取得・各種道具など初期費用は若干かかりますが、それほど場所を取らないためはじめやすい教室のひとつです。ネイル希望の利用客にネイルを施したり、経験を積み資格を取得してネイリスト講師としてデビューしたりするなど、キャリアアップも望めます。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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