年々増えてきている「プライベートブランド」。この言葉を耳にする機会も増えてきていると思います。スーパーやコンビニエンスストアなどでどんどん展開しているので購入している人も多いのではないでしょうか。比較的お値段も安く、同じ商品でもプライベートブランドだと安価で買えることがあります。今回はそんなプライベートブランドの基礎知識を一緒に学んでいきましょう。
プライベートブランドって知ってる?
プライベートブランドとは百貨店やスーパーマーケットなど、小売業者が自分たちで開発して販売する商品につける独自ブランドです。「PB」「ストア・ブランド」ともいわれていますね。日本語では「自主企画商品」という名称を持ち、ナショナル・ブランドと区別されます。品質の信頼度としてはナショナル・ブランドのほうが高いとされていますが、宣伝費をかけずに完全買い取りでコストダウンをはかっているので、基本的に低価格となっています。
ここ最近のうちに始まったものかと思いがちですが、実はプライベートブランド自体は昔からあり、1959年に始まっています。初めは現在印象強い食料品のプライベートブランドではなく、大丸が「TOROJAN(トロージャン)」というブランドのスーツを売り出しました。これは低価格を意識したものではなく、価格は1万3000円と通常の値段でした。
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主なプライベートブランド一覧!人気なPBはどれ?
プライベートブランドといっても種類はさまざま。ここで人気プライベートブランド一覧を参照しましょう。
1位トップバリュ(イオングループ)
2位セブンプレミアム(セブン&アイグループ)
3位CO・OP(生協)
4位CGC(シージーシージャパン)
5位ファミリーマート・コレクション(ファミリーマート)
6位くらしモア(ニチリウ)
7位グレートバリュー(西友)
8位Style ONE(スタイルワン、ユニー・イズミヤ・フジの3社共通)
参考:東洋経済ONLINE:toyokeizai.net
イオングループのトップバリュやセブンプレミアムは定番商品となりつつありますね。信用性が高いブランドとしてはCO・OPが挙げられています。生協のトラックなどはよく街で見かけますし、お年寄り向けの食品販売なども行っていることから安心度が高いと考えられています。
上位に挙げられたブランドを見るとやはり食品関係のブランドが人気となっていることがわかります。チョコレートひとつとってもナショナル・ブランドよりもプライベートブランドのほうが低価格で同品質のものが購入できる点から、プライベートブランドを利用するほうが増えてきているようです。最近は食料品だけではなく、衣類や生活雑貨などの商品も増えてきているので、そちらも注目していきたいですね。
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漢方薬にハマっている21歳。昨年友人が出産したことをきっかけに、育児のお役立ち情報をリサーチしています。
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