試し行動をされたときの親の対処法
子どもから試し行動をされたとき、親はひどく困ったり、つい怒ってしまうこともあるでしょう。
しかし、子どもは理由があって親に試し行動をしているのですから、それを否定するような態度を取ると逆効果になります。親は、子どもの気持ちを理解しようと努めながら、彼らに向き合う姿勢が必要です。
まずは子どもの試し行動に気づくこと
親が試し行動の詳細を知らなければ、ただのワガママや癇癪だと思って片付けたり、厳しく怒ったりすることもあるでしょう。
ただ、子どもはそれなりの理由があって試し行動をしています。そのため、子どもは自分の気持ちを親に分かってもらえないと落胆し、より試し行動がひどくなるなどの悪循環に陥ることも。しかし、それでは状況が悪くなるだけなので、子どもの試し行動についていつも頭に入れておくことが大切です。
子どもの存在自体を認める言動を取る
子どもが試し行動をするのは、自分を認めて愛してほしいからだという理由があります。そのため、親は子どもが試し行動をしたとき、自分に否があった場合には素直に謝って、ちゃんと子どもを愛していることを伝えましょう。
また、普段から子どもが不安にならないように、きちんと褒めることをしたり、スキンシップをしたりなどの行動も心がけてください。
悪い行動に対してはきちんとたしなめる
試し行動に対しては、子どもを受け入れたり、褒めることも大切ですが、子どもが危険だったり悪い試し行動をしたりしたときは、きちんと叱ることが重要です。
具体的には、「○○ちゃんがケガをしたら、とても悲しいよ」「そんなことをされたら嫌な気持ちになるんだ」とちゃんと伝えましょう。そうすると、子どもは親が悲しんだり苦しんだりすることをしてはいけないと理解できるようになります。
おわりに
試し行動は、親にとって悩みのタネとなるものではありますが、子どもが試し行動をするときは何かしらのサインを発していることがほとんどです。泣いたり怒ったりなどのマイナスの形で現れることが多いため、親にとっては苦労しがちですが、それを「意味のあるもの」として捉えることで、ふさわしい対応が可能になるでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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