セックスレスが社会問題にも関係するの?
セックスレスはデリケートな内容であるために人に相談しづらいことが多く、一人で悩みを抱え込んでしまいがちです。そのために、セックスレスは当事者にとってはとても大きな問題です。そんなデリケートな問題が、現代社会が抱える問題にも関係するかもしれないのです。
若者のセックスレスが増加
既婚者のセックスレスの割合が高いという事実もありますが、現代の若いカップルの間にもセックスレスが増えているといわれています。セックスレスの状態にあるカップルは、男女の絆というより友達という絆が強いカップルが多いようです。例えば、趣味を共有する相手、あるいはどんなことでも話をできる相手などという理由で絆を深め、異性という意識が低くなってきているのかもしれません。
セックスレスが少子化につながる?
セックスレスのカップルが結婚し夫婦となっても、セックスレスの状態が続いていれば子どもを授かることはありません。そして、そのような夫婦が多くなると必然的に生まれてくる子どもの数は少なくなっていきますので、少子化につながります。また、第一子、第二子を出産後にセックスレスになった場合にも同様のことが考えられますし、さらには高齢出産につながることも懸念されます。
初婚年齢と高齢出産にも関係が・・・
晩婚化が進んでいる今日、それにより高齢出産となるケースが増えているようです。高齢出産とは、初産時の女性の年齢が35歳以上での出産のことで、経産婦の場合にはこの年齢は当てはまりません。しかし、セックスレスという期間を経て第二子、第三子を出産するとなれば、出産時の年齢はもちろん高くなってしまいます。既婚者の47・2%はセックスレスという事実には驚きですが、セックスレスが現代の社会問題にも関係があるとはさらに驚きですね。
おわりに
出産後の女性は心も体も繊細な状態ですから、心身ともに安らげる時間が必要です。最も身近にいるパートナーである男性による手助けや支えが増えることで、夫婦間のセックスレス問題、ひいては少子化問題についての解決の糸口がみえてくるといいですね。
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幼稚園に通う女の子(4歳)を楽しく子育て中です。
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