普通の母子手帳はいらないのでは?
自治体に電子母子手帳が普及しているところでは、普通の母子手帳は必要ないのでしょうか。少しでも荷物を減らせるなら、かさばるので母子手帳は家に置いておきたいですよね。ここでは電子母子手帳の現状につい紹介します。
まだ電子母子手帳が普及していない
まだ、電子母子手帳が普及しているのは一部の地域だけです。引っ越したり、救急で搬送されて電子母子手帳が普及していないところに受診をする場合に、母子手帳には記載がなかったので健診や予防接種を受けてない等、誤った情報が伝わってしまったりする可能性があります。子どもだけではなく、母親も重症で搬送されたときには自分で電子母子手帳を開けない可能性がありますので不便かもしれません。
予防接種のアラーム機能について
予防接種の接種日が近づいてくるとアラームがなるシステムがありますが、風邪などを引いて予防接種日が変更になった場合、電子母子手帳によってはアラームの再設定が必要になってきます。予防接種においては、その月齢やその歳でしか受けられないものもありますので注意が必要です。先述もしましたが、電子母子手帳のアラームに頼りすぎず、予防接種で受診をする病院に従うのが賢明です。
電子化に慣れていない医療スタッフ
病院などでは電子カルテが普及しているため、電子母子手帳のツールにもいち早く対応できると思います。しかし、クリニックなどの小さな医院では、まだ手書きでカルテを書いているところも多いですし、高齢な医師だと電子母子手帳を嫌がる先生もいます。もし、電子母子手帳に対応していない医院に行く場合は、プリントアウトするなどの配慮が必要かもしれません。
おわりに
母子手帳と電子母子手帳どちらも必要な機能があり、どちらか一方に絞るのは難しいと思います。母子手帳は医療スタッフ側が記録するもの、電子母子手帳は母親が記録し、情報共有するものと使い分けて使用すると便利なのではないでしょうか。今後の電子手帳のサービス拡大に期待したいですね。
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新米専業主婦です。暇してます。在宅ワーク初めてですが頑張ります。
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