赤ちゃんが生まれるということは、家族や夫婦にとってこの上ない喜びです。しかし、そのあとに赤ちゃんの夜泣きに悩まされるケースも多いのではないでしょうか。夜中でも明け方でも容赦ない赤ちゃんの習性に対抗するには、ネンネトレーニングをするのがいちばん。今回は、このネントレを成功させるための六つのテクニックをご紹介します。
ネントレとは?ネントレの概要と実態
ネントレって初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。ネントレは「ネンネトレーニング」のことで、その名の通り赤ちゃんの就寝に深く関係しています。ここでは、ネントレの概要や実態についてご紹介します。
「ネントレ」って一体なのだろう?
ネントレは、赤ちゃんが一人で眠れるようにするトレーニングのことです。赤ちゃんといえば、いつもお母さんやお父さんが添い寝して寝かしつけるイメージですが、ネントレは赤ちゃんが添い寝や抱っこなどをしなくとも一人で寝られるようにするトレーニングです。一人で寝てくれたらどんなに楽か、と思っているお父さんやお母さんにはぴったりのトレーニングです。
ネントレを行うメリットはなに?
ネントレを行う最大のメリットは、このトレーニングが成功した暁には、お母さんが夜きちんと寝ることができるようになることです。寝不足で育児ノイローゼや産後うつになるお母さんが多いので、これが解消できるだけでも違いますよね。毎日精神的にゆとりを持って、育児に臨むことができるようになるのです。また夫婦の時間も取れるので家庭円満にもつながります。
ネントレを実践しているママは?
こんなにメリットしかないように思えるネントレですが、実は日本で実践しているお母さんはあまりいないのが現実。なるべく赤ちゃんを泣かせたくないという思いから、ついつい添い寝や寝かしつけに一生懸命になってしまい、お母さん自身の健康を阻害されてしまうことが多いのです。お母さんが健康でなければ、良い子育てができるはずもありませんよね。
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ネントレを成功させるコツ~意識編~
ネントレを成功させるにはいくつかのテクニックが必要です。ただ闇雲に行っていても成功するのは難しいのです。まずはネントレを成功させるためのテクニックで、特に意識を変えることが必要なものを三つご紹介したいと思います。
きちんとお父さんの協力を得ること
ネントレは家族で行うものです。育児になるとどうしてもお母さんばかりに負担がかかってしまうイメージですが、ネントレはお父さんの協力や理解が不可欠です。まずはネントレの必要性やメリットなどをお父さんに訴え、協力してもらいましょう。そのためにもお母さん自身が、ネントレについて勉強する必要があるのです。
お母さんのネントレへの意識改革
ネントレは抱っこや添い寝をせずに一人で寝かせる必要があるので、最初は赤ちゃんも泣くかもしれません。泣くとかわいそうだからとついつい添い寝をしてしまいますが、ここはぐっと我慢しましょう。赤ちゃんの自立のために、すぐに手を貸さずに見守る姿勢を貫くことをおすすめします。そのためにもまずは、お母さんの赤ちゃんの寝かしつけへの意識を変える必要があります。
ネントレへの完璧主義は捨てるべきだ
いざ何かを始めると、ついつい完璧を求めてしまうのが日本人の特徴でもあります。特に育児については、すべてを完璧にしなければならないと思いつめている新米お母さんも多いですよね。赤ちゃんが泣いてしまうからうちの子にはできないと最初から諦めてしまわず、そのうちできればいいという軽い気持ちでネントレに臨むようにしましょう。
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20代後半のコンサル系OL。キャリアアップを目標にしながらも結婚や出産、子育てに対する興味関心は高め。将来のお勉強の意味も込めて、子育てに関する耳寄り情報を皆さんにお伝えできればと思います。
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