専業主婦が受けられる健康診断は?
具体的に、専業主婦が健康診断を受けるにはどうしたら良いのでしょうか?これまで受けていなかった人は、そもそもどこで受診できるかすら分からない場合もあるでしょう。そこで、専業主婦が健康診断を受ける方法をご紹介します。
夫の職場の健康診断を一緒に受ける
夫が社会保険に入っている場合、条件を満たせば専業主婦の妻も一緒に健康診断を受けられる場合もあります。40歳以上の人が受けられる、特定健康診査や健康保険組合独自の主婦検診と呼ばれるものがある会社もあるので、一度夫の会社にそういった制度がないか確かめてみましょう。小規模の会社では難しいかもしれませんが、大手の企業であれば実施しているところも多いようです。
自治体が実施している健康診断に参加する
夫の職場の健康診断が受けられなくても、自治体が実施している健康診断を受けるという方法もあります。健康診断の内容は自治体によって異なり、負担額も差があるようです。市町村の公式サイトを見れば、健康診断に関する情報を見ることができるので、ぜひ調べてみましょう。自治体によっては健康診断とは別に、ガン検診を受けられることもあります。
より詳しく調べたいなら病院で検査する
自治体が行う検査だけではなく、もっと他の検査をしてみたい、より詳しく検査してほしいという場合には病院で検査をしても良いでしょう。しかし、病院の検査ですから、もちろん自費になってしまう点には注意してくださいね。ただ、自分の健康状態を知るためですから、家族のためにも自分の将来のためにも、決して惜しい出費ではないといえます。
おわりに
専業主婦は会社勤めではないため、健康診断を受ける機会が少ないことから、何年も健康診断を受けていないという人も多いものです。しかし、健康診断をすれば病気の早期発見につながり、健康はもちろんのこと、家族のためにもなります。夫の会社や自治体で健康診断を受けられるかどうかを調べて、毎年健康診断を受けるように努めましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。