家事や育児の合間にできる手荒れ対策
子どもが小さいときは洗い物のたびに手袋をすることさえままならないこともあります。手荒れは一度なってしまうと治りにくいため、予防や早めのケアをすることがとても大切です。家事や育児に慌ただしくすごす中でも、時間をとらずにすぐできるケア方法をご紹介します。
手をぬらしたら、しっかり水分を拭き取る
手荒れを予防するために大切なのは、手肌の乾燥を防ぐこと。そして、手肌への刺激を避けることです。どちらも肌のバリアー機能を保つために欠かせません。そのために心がけたいのは、手をぬれたままの状態にしないこと。手に水分が残っていると、それらが肌の水分と一緒に蒸発してしまい、肌を乾燥させやすくなります。手洗いのたびに、炊事や掃除で水に触れるたびに、手をすみずみまでしっかりと拭き、水分を拭き取るようにしましょう。ゴシゴシこすらずに、タオルをやさしく押し当てるようにして水分をタオルに吸収させます。拭き残ししやすい指と指の間も忘れずにしっかり拭きましょう。
家事の合間に保湿剤をこまめにしっかり
手荒れ対策には保湿剤をこまめに塗るのが基本です。1日に5〜6回以上、水仕事や手洗いをしたらその都度保湿剤を塗るようにしましょう。できればぬれた手を拭くタオルの近くに保湿剤を置き、手を拭いたらそのまますぐ保湿剤を手にとって塗れるようにしておくと便利です。心持ち多めの量を手のひらへ取って伸ばし、次に手の甲へも塗って、最後に両手をやさしくもみ合わせるようにじっくりと丁寧に塗り伸ばしていきましょう。十分に塗り伸ばしたあとにティッシュで肌を軽く押さえると、余分な保湿剤が取れてベトつきが抑えられます。お風呂上がりなどに子どもに保湿ケアをしたら、一緒にママの手にも保湿剤を塗ってしまいましょう。親子で仲良く肌ケアする時間をとるのも楽しいですよ。
おわりに
手荒れの対策には、こまめな保湿ケアと肌への刺激を避けることの二つが大切です。子どものお世話や家のことで毎日慌ただしいママだからこそ、家事の合間にケアの時間をとって、スベスベ手肌をいつでも保っていきましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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