デスノートといえば、名前を書かれた人が必ず死んでしまうという空想上の死のノート。もちろんフィクションですが、原作の漫画が映画化やアニメ化されたので知っている人も多いのではないでしょうか。ではこの「だんなデスノート」とは一体どんなノートなの?と疑問に思っている人もいると思います。ちまたで話題の「だんなデスノート」についてご紹介します。
「だんなデスノート」の正体はウェブサイト
「だんなデスノート」はノートではなくウェブサイトの名前です。管理人のコードネーム「死神」さんが運営する人気沸騰中のウェブサイトで、自分の夫に不満を持ち、できれば死んでほしいと願う妻が自由に夫への思いをつづるための投稿型サイトです。かなり激しい印象がありますね。
だんなデスノートが作られた経緯
だんなデスノートは、死神というハンドルネームを持つ管理人・牧田幸一朗氏によって、毎日家事や育児にいそしむ妻の「心のよりどころ」や「不満のはけ口」になればいいと願って作られた会員制の交流サイトです。
管理人自身が、幼いころに母親から父親の悪口や愚痴を聞かされてトラウマ(心的外傷)となってしまったため、夫への不満や愚痴のはけ口になる場所を作りたいという思いでこのサイトがリリースされました。夫への不満のはけ口がない妻たちから絶大な人気を得ています。
だんなデスノートは世間の妻に大ヒット
だんなデスノートという非常にわかりやすいタイトル、そして「死んでほしい」というストレートで過激な表現が人気を呼び、現在会員は1万人を超えています。日々、夫のどんな言動に腹が立ち、どういう死に方をしてほしいのか、妻の叫びともいえる願いが痛快なタッチで投稿されているのです。
世の妻なら誰もがうなずける事案がたくさんあり、多くの妻の共感を呼んで瞬く間に人気サイトになりました。夫に死んでほしいなんてちょっと過激すぎるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、この過激さが妻の不満がいかに大きいのかということを物語っています。同じ妻なら大きく賛同できるかもしれません。
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だんなデスノートをのぞいてみよう!
男性が読んだら心が痛くなるような辛辣(しんらつ)なコメントが並ぶだんなデスノート。独身の男性が見たら、結婚への夢が壊れてしまうことも?そんな過激で辛辣(しんらつ)な妻たちの叫びを少しだけのぞいてみましょう。「わかる~!」とつい声に出てしまうかもしれませんね。
辛辣(しんらつ)な愚痴に目を覆いたくなることも…
出張や通勤で飛行機や自動車を使っている夫が無事に帰ってこなければいいのに…と願う書き込みが多数見られます。病気になると看護や介護が必要になって自分の手間が増えるのでいっそのこと事故で、と考える妻が多いということなのでしょうか。
家事や育児を妻にまかせっきりの夫への不満や、あまり稼いでこないかい性がない夫への不満、夜の夫婦生活への不満などこれでもかというほど夫への不満であふれ返っています。
食事を作るときも、夫の分だけ高カロリーで脂肪分が多いものを用意し、日々病気になるようにじわじわと攻めているというつわものも。妻の夫への憎悪は計りしれません。
妻はうっぷんがたまりすぎている
毎日家にいて、育児や家事、夫の世話などに忙しく動き回る妻の中には、外の世界との交流があまりないという人も少なくはありません。愚痴などを言う場もなく、うっぷんがたまりすぎてしまっているからこそ、この「だんなデスノート」が大流行しているのです。
本来女性はおしゃべりが大好きな生き物。それなのに、家にずっといて家事や育児に追われていては憂さ晴らしする機会もありませんよね。ネットの掲示板なら誰でもいつでも時間を問わずに愚痴をさらけ出すことができます。しかも、読むのは自分と同じ境遇にいるたくさんの妻たち。共感し合えることで、自分は一人じゃないと思えるのもこのサイトの魅力なのです。
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20代後半のコンサル系OL。キャリアアップを目標にしながらも結婚や出産、子育てに対する興味関心は高め。将来のお勉強の意味も込めて、子育てに関する耳寄り情報を皆さんにお伝えできればと思います。
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