やむを得ず公衆トイレを利用する時は?
登下校をしている時や、不測の事態で子どもが一人の時にトイレへ行きたくなった場合はどうすればいいでしょうか?
そのような緊急事態に、どのようにして公衆トイレを利用すれば良いのかを普段から子どもと話し合っておきましょう。
コンビニや「こども110番の家」に頼る
街中を歩いていると、「こども110番の家」のプレートを玄関に掲げているおうちやお店を見かけることがあると思います。
どうしてもトイレへ行きたい場合は、このプレートを目印にトイレを借りるという手段もあります。厚意でトイレを使わせてもらうのですから、きちんとご挨拶とお礼を言えるようにしておきたいですね。
また、民家でトイレを借りづらい場合は、「こども110番の家」でもあるコンビニのトイレを使わせてもらいましょう。
ただ、コンビニのトイレは、さまざまなお客さんが利用しているので、できたら店員さんに「トイレ貸してください」と一声かけてから利用すると、店員さんも「小学生がトイレを使っている」と認識してくれるので安心です。
危険性の少なそうな公衆トイレを探す
壁に落書きがあるなど明らかに掃除が行き届いていない公衆トイレは、管理がきちんとできていないので避けましょう。また、道路や通路から出入口が見えにくいトイレも危険です。危険な公衆トイレを知り、逆に利用しやすそうな公衆トイレを探します。
もし、子どもが私立小学校などに進学するために電車通学をするのであれば、駅のトイレで駅員さんなどの目が届きやすいトイレをチェックしておきます。
もちろん、登校時には家で、下校時には学校でトイレを済ませておくのは大前提ですが、お腹を壊すなどの緊急事態の際に利用するトイレを見つけておくのは、子どもにとっても安心です。
安全な公衆トイレを知ることは、中学生、高校生、さらに大人になっても役立つ知識となるでしょう。
おわりに
子どもが性犯罪にあうことは、親としては絶対に避けたいことです。しかし、どんなに警戒していても、一瞬の油断が大変な事態につながる場合もあります。
身近にある公衆トイレですが、さまざまな人が利用していることを忘れずに、親は子どもから決して目を離さないようしなくてはいけません。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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