出産の痛みの例えを理解すれば出産への心構えもできる
昔も今も、「出産は病気ではないから」と軽く考えがちな男性はいます。しかし、出産の痛みをしっかりと男性が理解することで、出産は大切なことであり、真剣に取り組むべきものだと言うことが分かってくるのです。それによって、男性側も出産への心構えが容易になります。
痛みから妻を守ろうという気持ちが生まれる
痛みからの苦痛を和らげようと、無痛分娩を望む女性がいます。ただ、中には無痛分娩を好ましく思わない男性もいます。なぜなら、出産は自然に任せ、痛みを伴わないと母親としての自覚が生まれないからと思い込んでいるためです。
しかし、どんなに理屈を言っても、出産は女性にしかできません。こういうとき、出産の痛みを男性側も共有できていたら、女性への負担をなるべく減らしたいと思うもの。そのため、無痛分娩に理解を示すことが多くなる場合もあるでしょう。
出産はできなくても違うかたちで支えようと思う
出産がとても大変なことだと体感できれば、男性も出来る限りサポートしたいと感じるものです。例えば、出産まで妻を疲れさせないように気を付け、家事を積極的に手伝ったり、精神的な負担を感じるような話をしたりしないよう気遣ってくれるはずですよね。
また立ち合い出産を決意し、出産直前まで一緒に頑張ろうと決める人もいるかもしれません。
お互いの両親の仲介役になってくれることも
現代と親世代の出産への考え方は、異なることも多いでしょう。そのとき、男性が出産の痛みを知っていれば、親に現代の出産事情を説明したり、理解を求めたりすることが可能になります。男性が両方の親の間に立って、さまざまな問題に対する潤滑油になってくれれば、妻も安心して出産を迎えることができるはずです。
おわりに
男性は痛みに対して鈍感だと言われることもありますが、痛みに対して具体的に伝えることで、女性の出産の痛みに対しても理解が深まるはずです。「どうせ男性は出産しないから意味がない」と諦めることなく、女性の方からも積極的に出産の痛みを会話の中で取り上げてみてください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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