専業主婦になると、家計の財布を管理することが多くなります。限られた収入の中からやりくりをするのは大変ですが、世の専業主婦たちはどのような工夫を行っているのでしょうか?専業主婦のお小遣い事情とお小遣い稼ぎの方法について、ご紹介します。
専業主婦のお小遣い事情を知りたい
個人差や家庭にもよりますが、日本では専業主婦が家計のやりくりをし、自分のお小遣いと夫や子どものお小遣いを管理しているケースが多いといわれています。夫や子どもを一番に考えがちな専業主婦ですが、自分のためのお小遣いも大切ですよね。専業主婦自らのお小遣い事情はどのような傾向にあるのでしょうか?
専業主婦のお小遣い平均額はいくら?
某生命会社が2017年に、専業主婦のお小遣いの平均について、調査を行いました。その結果として、専業主婦のお小遣いの平均額は1万8424円というデータが報告されています。また、年代別に見ていくと、50代専業主婦のお小遣いの平均は2万5063円と最も多かったのに対して、20代の専業主婦の平均は、1万3414円と全年齢の平均額をも下回る結果となりました。この背景には、年代が上がるにつれ、夫が会社などで出世をしていくため、安定的な収入になることが原因だといわれています。
お小遣いが0円という専業主婦もいる
専業主婦のお小遣いの平均額は、1万8424円。しかし、中には、家庭のお金を自分で管理していても、自分のお小遣いは取っていないという方々も案外います。特に、20代の専業主婦では、21・6%もの方がお小遣いは0円でやりくりしているのです。
一方、20代の専業主婦でも、自分のお小遣いが5000円から1万円という方もめずらしくないというデータが示されています。30歳以下の専業主婦は、出産や子育てをしていることが多く、自分のお小遣いよりも将来に向けての貯金や子どもの教育費にお金を当てていることが多いようです。
【30歳以下の専業主婦のお小遣い】
- 5000円以下・・・64%
- 5000円から1万円・・・27%
- 2万円から3万円は・・・9%
専業主婦のお金の使い方
専業主婦の平均のお小遣いはちょっと高いランチをしたらなくなってしまいそうな金額ですね。この金額の中から、美容院5000円、その他を化粧品、洋服、交際費などに捻出しています。仕事で着ていく洋服代はかからないので、洋服はあくまで最後に余った残金と相談して購入している人が多いようです。また、美容院は毎月5000円ではなく、2~3カ月に一度の頻度でかかるイメージです。
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専業主婦の節約方法とはどういうもの?
家計を預かる専業主婦としては、上手に節約をすることが大切なポイントになります。また、節約をするためには、家庭のお金の流れや購入する商品も一工夫する必要があります。現代では、さまざまな節約法が存在しますので、以下のようなことをぜひ試してみましょう。
家計簿を規則的につけることが大切
どんぶり勘定で家計を預かる専業主婦の方もいるでしょうが、おすすめなのは家計簿を規則的につけることです。昔からある基礎的な方法ですが、家計簿をつけることで家庭の収入や出費が分かりやすくなり、節約すべき部分を素早く見つけることが可能となります。また、確定申告の際も、家計簿をつけておくことで、確定申告の計算をスムーズに行うこともできるようになります。最近では、手書きの家計簿だけではなく、アプリで操作できる家計簿などもありますので、個人にとって使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
日用品は新品でなくても良いという考え方を持つ
現代では、リサイクルショップやインターネットオークションが発展し、新品の日用品ではなくてもすてきな商品が数多くそろっています。「日用品は新品を買う」という考えを持つ方もいるかもしれませんが、それだけ値段も高くなりますし、少し古くなったら買い替えるというクセがついてしまう場合もあり得ます。そうなると、必然的に出費が増えてしまうのです。また、「そろそろ新しいものを買おうかな」と感じたときに、もう一度掃除をしてみたり、リフォームしてみると新品のような輝きを取り戻すことも多いものですよ。
買い物は、クーポンなどの割引をうまく利用する
スマホアプリやスーパーのチラシなどのクーポンを見逃してしまったり、捨ててしまったりしていませんか?実は、これらのクーポンをうまく使いこなすことで、ちょっとした節約になります。前から買いたいなと思っていた商品をお得に手に入れることができたり、期間限定でおまけが付いてきたりする場合などもあるのです。クーポンは、大幅な値下げは期待できないかもしれませんが、それを積み重ねていくことで、驚くほどの金額を節約できていたということも大いにあります。
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