空気清浄機の正しい選び方や設置方法は?
家電量販店に行くと多くの空気清浄機があって、どれを選べばいいか分からない…という方は多いのではないでしょうか。ここでは、赤ちゃんのいる家庭にぴったりの空気清浄機とはどんなものなのか、また、家庭での設置方法についてもご紹介していきます。
適用床面積が大きいサイズを選ぶ
適用床面積とは、書いてある畳数まで対応しているという意味ではなく『空気清浄機を運転して30分できれいにできる部屋の畳数』のことです。適用床面積が大きいと、空気清浄のスピードが速いため、すぐに部屋の空気をきれいにしてくれます。さらに風量も強く、部屋の空気を効率よく循環させてくれますから、適用床面積は大きければ大きいほどよいということなのです。空気清浄機を選ぶ際は、最低でも部屋の畳数が適用床面積の2分の1に収まるようにしましょう。
赤ちゃんに合わせた性能のものを選ぶ
赤ちゃんは、エアコンで温度調節された部屋にいることが多く、どうしても空気が乾燥してしまいますから、加湿機能付きのものがおすすめです。それに加えて、赤ちゃんの眠りを妨げないよう運転音が静かなものや、赤ちゃんが成長した時のことも考えてチャイルドロック機能が付いたものを選んでおくとなおよいでしょう。また、空気清浄機は毎日24時間使用するものですから、お手入れが簡単にできるものを選ぶことも重要ですね。
家庭での空気清浄機の効果的な置き方
空気清浄機とエアコンを同時に使っている場合は、部屋の空気が常に動いていますから、その風の流れを利用するために、空気清浄機はエアコンから一番遠い場所に置きましょう。吸い込み口や吹き出し口をふさいでしまわないよう、空気清浄機の前後左右、上には家具がないようにしてください。壁からは3cm以上離して置くとよいでしょう。また、空気清浄機が倒れてもよいように、赤ちゃんから一定の距離を保つことも忘れないようにしてくださいね。
おわりに
部屋の空気をきれいに保つことは、赤ちゃんにとってはもちろんのこと、家族の健康にとっても大切なことです。空気がきれいに保たれていると日々の暮らしが快適になりますから、今回ご紹介した選び方を参考に、ぜひ空気清浄機を取り入れてみてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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