お金をかけない方法はある?雛人形のその他の処分法
ここからは、人形供養以外の方法にどんな処分方法がも見ていきましょう。業者さんに頼まず自分で処分する、あるいは誰かに再利用してもらうという手もありますよ。
福祉施設などにニーズあり?貰い手を探す
日本の古き良き伝統を今に伝える雛人形や五月人形。我が家では飾らなくなったけれど「譲ってほしい」という相手を探せば見つかるかもしれません。
たとえば日本文化に興味を持つ外国人の知人友人を当たってみるのも良いでしょう。また、福祉施設で貰い手が見つかる可能性も。介護施設や保育園では季節の行事が欠かせません。職員や近隣住民から不要になった人形類を寄付してもらうケースが多いようです。お近くの施設に一度聞いてみる価値はありそうです。
フリマアプリやリサイクルショップで売る
手軽に引受先を探すなら、やはりネットで探すのが一番。フリマアプリやネットオークションサイトに出品するという手もあります。
特に状態が良い物や、古くても造りが良い物などは捨ててしまうには勿体ない。桃の節句に向けて1月~2月、端午の節句に向けて3月~4月は出品のチャンスです。
自治体ルールに沿ってゴミに出す!
一番お手軽で素直な方法はこれかもしれません。軽量なこいのぼりはもちろん、ガラスケース入りの雛人形も家庭ごみとして処分可能です。ガラスケースは粗大ごみ扱いになる場合もあります。
詳しくは、お住いの自治体にご確認ください。また、最後にひと手間加えるなら、塩とお酒をふって清め、形を整えて包みましょう。
おわりに
不要になった雛人形。誰かに渡すにせよ自分の手で処分するにせよ、感謝の気持ちをもってお別れすることが肝心です。
ちなみに一度は不要になっても保管しておいて、将来孫が産まれた時に活用するご家庭も見受けられます。せっかくの雛人形、世代を超えて愛用されたら素敵ですね。
一方で、この「ぜひ孫に使ってほしい」祖父母の願いが親子関係、あるいは両家の間でイザコザに発展することも、あるとかないとか。役目を終えた人形類を思い切って処分するのも賢明な選択といえそうです。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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