推薦入試のスケジュールと実施中学校
推薦入試は関東では本格的な中学受験シーズンとなる2月より早く、年末から行っている学校もあります。受験日がまとまった「統一日」がある関西では統一日の初日に行っている学校が多いようです。関東と関西、その他の地域で推薦入試を導入している学校をまとめてみました。
関東で推薦入試を実施している中高一貫校
関東圏では千葉県の私立中高一貫校に推薦入試を実施している学校が多いようです。共学校では、東邦大学付属東邦中学校、志学館中等部、昭和学院中学校、2021年度から共学化する聖徳大学附属女子中学校などがあります。女子校では国府台女子学院中学部、和洋国府台女子中学校などが実施しています。また千葉県以外にも茨城県や埼玉県の私立中高一貫校でも推薦入試を実施している学校があります。東京では推薦入試を導入している中高一貫校はあまりみられませんが、国立の東京大学教育学部附属中等教育学校など一部の学校で実施されているようです。(2020年8月時点)
関西や東海地方などでの推薦入試
関西で推薦入試を実施している学校は、人気の同志社大学附属の同志社女子中学校、立命館大学附属の立命館中学校、立命館宇治中学校、立命館守山中学校が推薦入試を実施しているほか、近畿大学附属中学校、龍谷大学付属平安中学校などの大学附属の中高一貫校が目立ちます。また、難関とされる奈良県の西大和学園では一般入試とは別に「21世紀型特色入試」という専願入試が導入されています。東海地方では、愛知県の名古屋経済大学高蔵中学校、名古屋女子大学中学校などで推薦入試を実施しています。(2020年8月時点)
おわりに
大学受験や高校受験のようには普及していない、中学受験の推薦入試。しかしリサーチしてみると大学附属や有名大学への推薦枠を持っている中高一貫校が導入している場合が多く見受けられます。推薦入試を上手に活用して大学進学まで視野に入れた進学先を選ぶことが出来るのは心強いですね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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