中学受験の6年生、夏休みはどう過ごす?家族旅行はNG?

夏休みの学校の宿題はどうする?

自由研究
旅行と共に悩ましいのが、学校の宿題です。読書感想文や自由研究、工作など時間のかかる課題も多く、受験勉強の時間が削られてしまうと感じますよね。話題の「宿題代行」の利用を検討している方もいるでしょうが、限られた時間の中で自分の力でやり切ることも大切です。

時間のかかる課題も「ついで」に仕上げる!

国語の「物語文」「説明文」「随筆」のうち、苦手な分野の本を読書感想文で取り上げてみましょう。物語文なら小説、説明文ならジュニア新書、随筆ならエッセイから子どもが興味を持った1冊を選びます。感想文を書くために読み込めば、文章を読むコツも分かってくるかもしれません。

また、旅行に行く場合は、行く前に行き先について調べておき、現地で写真を撮ったりパンフレットを集めたりして、帰宅後にそれらをまとめてしまえば、自由研究の完成です。どこにも行かない場合でも、歴史や地理、理科の苦手単元をじっくり調べてまとめてしまうのもおすすめ。学校の宿題をするついでに弱点克服にもなる、一石二鳥な方法です。

受験生には簡単な計算や漢字はゲーム感覚で

おそらく、中学受験をする6年生にとって「無駄だな」と思う小学校の宿題の代表は、計算ドリルと漢字の書き取りだと思います。どちらも受験生にとっては内容が簡単すぎますし、単調な作業でやる気も起こりにくいです。

しかし、学校の計算ドリルやプリントの問題は、簡単だからこそスピードと正確性を高めるのにもってこい。ストップウォッチで時間を測り、可能なら家族で競争をしながらゲームのようにさっさと終わらせてしまいましょう。もちろん、間違えた問題はしっかりと解きなおして二度と間違えないようにします。

漢字の書き取りは、一気にたくさん書くのはつらいので一日のノルマを決めましょう。一日2行で取り組んでも、毎日コツコツこなせば30日で60行書きとれます。毎日ノルマを達成したら「アイスを食べる」などのごほうびを用意しておくと、気分転換にもなるのでおすすめです。

おわりに

受験生とはいえまだ小学生。一切楽しみのない夏休みは、逆に子どもを追い詰めてしまうかもしれません。息抜きの方法や時間配分を考えてあげて、楽しみながらも受験本番に向けてしっかりと弱点克服が出来る夏休みを過ごせると良いですね。

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