小学生のお子さんがいながらお仕事をしているお父さん、お母さんにとって欠かすことができない「学童保育」。
学童保育といえば、自治体が運営する「公立」のイメージが強いですが、近ごろは「民間学童」も増えています。民間学童では、英語や算数などのお勉強やバレエ、ピアノ、スポーツなどの習い事ができるところも多く、新たな選択肢の一つとして注目されています。
共働き家庭の強い味方!習い事もできる学童
公立の学童保育では学校の宿題に取り組むためのサポートはありますが、それ以上の学習や習い事は基本的にはみてもらえません。
しかし、民間学童であれば、それぞれのサービスに違いはありますが、学童時間の中で習い事まですべて完結してくれます。
民間学童保育なら習い事が利用しやすい
公立学童保育は利用料金がリーズナブルで、学校の近くにあるため一人で通いやすいというメリットはあります。しかし、学習塾や習い事なども活用したいというお父さん、お母さんには公立のサービスでは物足りませんよね。
民間学童保育であれば、利用料金は高額になりますが、学校や習い事への送迎があったり、さまざまなカリキュラムが学童内で組まれていたり、オプション料金を支払えばその場で習い事もできるところもあります。
親が習い事への送迎をしなくてもいいので、働くお父さんお母さんにとっては救世主のような存在です。
運営会社によって習い事の種類は異なる
気になる習い事の内容ですが、民間学童の運営会社によって種類が異なります。
学童保育にバレエやダンス、体操などの先生が教えに来てくれる外部委託の場合もありますし、経営母体が塾系の場合は塾の先生がプログラミングや勉強を直接教えてくれる場合もあります。
民間学童を選ぶ際には、通う手段や利用時間、利用料金などの基本的なデータはもちろんですが、何年生でどのような習い事が出来るのかも詳しくチェックしておくといいですね。
合わせて読みたい
塾系列の民間学童はお勉強系習い事が豊富!
前述した通り、塾系列の民間学童も多数あります。スポーツや芸術系の習い事は少なめですが、プログラミングや科学実験など、お勉強系のカリキュラムは充実。中学受験を視野に入れている方におすすめの民間学童です。
大手塾が手がける民間学童保育は意外と多い
「進研ゼミ」でおなじみのベネッセが運営する「ベネッセの学童クラブ」や、通信教育や「栄光ゼミナール」のZ会が運営する「アフタースクールワイズ」、個別指導の「明光義塾」の「明光キッズ」、難関中学受験塾として有名なSAPIX系列の「ピグマキッズ」など、さまざまな塾系列の民間学童があります。
中学受験が身近な関東地方での展開が多く、低学年からの学習習慣の重要性、そして高学年以降の中学受験に向けた発展的な勉強が望める環境と言えます。
先取り勉強やプログラミングなどが学べる
学校の宿題を用いた学習のフォローだけでなく、それぞれの民間学童でさまざまなカリキュラムが組まれているのが特徴です。
ベネッセの学童保育は学習の習慣づけのほか、英語教室や理科教室、お年寄りとの異世代交流などに力を入れています。
アフタースクールワイズでは、学校の学習内容定着とさらなる発展的な学習、英語や科学実験、長期休暇期間にはキャンプなどの探求活動も。
また、ピグマキッズでも、知的好奇心をくすぐる教材を使用しての低学年の間からの学習習慣の定着や、「SAPIX」への通塾サポートなどをしてもらえます。
合わせて読みたい
元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。