大学受験も見据えて塾に通う私立中学生も
熾烈な中学受験を乗り越えて難関校への進学を決めてすぐ、大学受験対策として通塾しはじめる子もいます。中高6年間をかけて、東京大学や京都大学などの国立大学や難関私立大学、さらに医学部への現役合格に向けて勉強を始めるのです。
塾には中高一貫校の中学生向けコースがある
一般的に中学生が通う塾を探すと、高校受験のための塾か、定期テストの順位を上げるための塾ばかりが見つかります。
しかし、首都圏などの都市部では中高一貫校の中学生のためのコースを設けている塾も増えています。そこでは、中学1年生の間に中学課程の勉強をすべて終わらせてしまうなどの先取り学習を取り入れて、早い段階で大学受験の対策を取るカリキュラムが組まれています。
これは進度が早いとされる中高一貫校の授業よりもさらに早い進み方です。塾やコースによっては、通っている学校を指定して優秀な塾生を募集している場合もあります。
中学生の間に英検などの検定試験を取得する
今では、子どもたちの進路に海外の大学も視野に入れるのは珍しいことではありません。大学進学までいかなくても、短期留学を希望する子もいます。そのため、英語だけは学校の勉強に関係なく日常会話レベルにはしておきたいと、英検の塾やオンライン英会話講座などを活用するというパターンもあります。
英検2級以上の取得などは、国内の大学受験にも有利になることも。高校受験がない私立中高一貫校であれば、中学生の間は英語に注力する良い機会ですよね。
おわりに
私立中学校進学後も気になる通塾事情。高校受験をする子が少ない分、通塾理由もさまざまです。進学した中学校の授業の難易度や雰囲気、そして自分の子どもの様子もしっかり考えて、塾に通うか通わないか考えていきたいですね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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