日本人はグリーンスクールに通える?試験や学費は?
グリーンスクールはインターナショナルスクールのため、もちろん日本人も通うことができます。しかし、寮などはないため、通うとすれば現地に移住し、移住先から通学という形になります。また、学費や試験については次の通りです。
グリーンスクールの学費
学年 | 学費 |
---|---|
Kindergarten(幼稚園) | 約141万円 |
Primary School Grades1-3(小学校1~3年にあたる) | 約164万円 |
Primary School Grades4-5(小学校4~5年にあたる) | 約168万円 |
Middle School Grades6-8(6年生~中学2年生にあたる) | 約192万円 |
High School Grades9-8(中学3年~高校1年生にあたる) | 約205万円 |
High School Grades11-12(高校2年~高校3年) | 約222万円 |
※2022年1月時点のレートで計算しています
また、別途で入学料が30万円ほどかかります。
決して安くはない学費ですが、日本のインターナショナルスクールに通わせることを考えると同等、またはグリーンスクールの方が少し低い傾向にあります。
グリーンスクールに試験などはある?英語は必要?
グリーンスクールには、特に試験などはありません。入学希望する方は申請書を提出し、受理されれば入学前の面談があるのみとなっています。
また、英語に関しても6~11歳の英語が堪能でない子向けのプログラムが用意されているため、特に英語が話せなくても問題ないでしょう。
見学ツアーや短期キャンプを利用してみよう
グリーンスクールでは、見学ツアーを常に受け付けています。時期によっては日帰り~2週間ほどの短期キャンプも開催されています。キャンプは、キッズキャンプ(7~12歳)、ユースキャンプ(12~17歳)の他にファミリ―キャンプも開催しており、家族一緒に学校見学、オリエンテーションや体験授業を受けることができます。宿泊施設も、学校側が用意してくれますよ。
おわりに
グリーンスクールでは、持続可能性への理解を深めるとともに、未来のリーダーを育てるための環境や教育が徹底されています。また、世界中の人と触れ合えたり、価値観を学べたりすることも他の学校にはないグリーンスクールならではの特徴であり、魅力だと言えるでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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