海外教育移住先の選び方のポイントとは?
最後に、海外教育移住先の選び方をご紹介していきます。海外教育移住をする際は、移住先の選び方はとても重要です。ここでは、海外教育移住先を選ぶ際に、特にチェックしておいた方が良いポイントについてお話します。
治安などを事前にチェックする
まず1つ目は、治安の良さなどを事前にチェックするという事です。日本国内では、治安の違いはさほどありませんが、海外ではそういうわけにはいきません。子どもを連れて安全に暮らすためには、治安の良い国を選ぶ必要があります。1つの基準としては、「銃社会ではない」という点を判断基準として持っておくと良いでしょう。なるべく子どもが安全に生活できるためには、銃の使用が規制されている国を選ぶと安心です。
海外教育移住で必要な費用などをチェックする
2つ目は、海外教育移住で必要な費用などをチェックする事です。海外教育移住では、主に「教育費」「生活費」「ビザ取得費用」準備する必要があります。海外教育移住先でインターナショナルスクールに通う場合は、現地の日本人学校よりも費用がかかります。そして生活費に関しては、移住先の国にもよりますが、例えばハワイは物価が高いため日本よりも生活費は高くなります。
親の仕事やビザに関する事をチェックする
そして3つ目は、親の仕事やビザに関する事です。ある程度長い期間、海外移住する場合はビザの取得が必要になります。海外教育移住先によっては、ビザを取得するのに、1,000万円以上の定期預金が必要という国もあります。また親の仕事に関しては、移住先で仕事が出来るのか、ビザの種類によっては「働いてはいけない」というルールがある場合もあるので、しっかり確認しておくようにしましょう。
おわりに
海外教育移住は、子どもにとって日本の中だけでは学ぶ事が出来ない、国際的な選択肢を学べる貴重な機会でもあります。今回ご紹介した海外教育移住先を選ぶ際のポイントを参考に、それぞれの家族に合う移住先を選ぶようにしましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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