偏差値が高くない中高一貫校でもメリットはたくさんある?!

受験勉強に費やす時間とお金が節約できる

塾の費用
中学受験をすると決めたとき、まず悩みの種になるのが時間とお金です。難関校を目指すのではなく、偏差値に余裕のある中高一貫校を目指すことで、この悩みの種が減ってくれるのは、親としては大きなメリットと言えるでしょう。

小学校生活も習い事も充実させられる

「放課後友達と遊べない」や「幼稚園のころから続けていた習い事を辞めた」などは、中学受験をするご家庭からよく聞く話だと思います。これらは、4年生から始まる中学受験塾に放課後の時間を割かなければいけないから起こる問題です。難関校を目指すなら、仕方がないのかもしれません。しかし、偏差値が高くない中高一貫校であれば、乗り越えられる問題です。学校のクラブ活動や、友達付き合い、習い事などに影響が出にくいように、勉強のスケジュールをたてやすくなるためです。

中学受験塾に必要な費用を抑えられる

偏差値が高くない中間一貫校を目指す場合、低学年のころから勉強の習慣づけさえできていれば、最小限の受験勉強で合格を勝ち取ることができます。まったく勉強してこなかった場合は中学受験塾にお世話になった方がよいと思いますが、家庭学習である程度の学力が付いている子であれば、地元の個人塾や通信教育で間に合う場合もあります。いずれにしても、難関校を目指す子に比べれば費用もコンパクトに抑えることができるので、今後始まる大学用を貯蓄できるかもしれませんね。

おわりに

中高一貫校の受験を決めた際には、中学受験という入り口からだけではなく、学校生活の充実などの中身、そして、卒業後の進学先という出口にも注目してみてください。最近は偏差値が低めなのに、大学進学実績が素晴らしい学校も増えてきています。「偏差値が高くないから、難関大学には行けない」というわけではないので、さまざまな視野から学校選びをすることをお勧めします。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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