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温度調節できる服装の準備をする
中学受験は、1月~2月の寒い時期に行われます。そこで、試験当日は暖かい服装で試験会場まで向かいます。ただし、試験会場では暖房が入っていることが多く、暖かい服装では逆に暑くなりすぎ、試験に集中できない可能性もあります。試験会場の室温は、会場に行ってみないとわからないため、試験当日の服装は、ダウンジャケットやカーディガンなど脱ぎ着して温度を調節できるものにしておいた方が良いです。試験当日に困らないように、あらかじめ、温度調節できる服装を準備しておきましょう。
試験当日に準備しておくべきこと
試験前日までには、規則正しい生活と温度調節できる服装の準備が必要でした。実は、試験当日にも気を付けなければならないことがいくつかあります。ここでは、試験当日に準備しておくべきことをご紹介します。
学校に到着する時間に気を付ける
試験当日に気になるのが、どれぐらい前に試験会場に到着すれば良いかということです。試験に遅れることを防ごうと、ついつい早めに家を出てしまう人も少なくないようです。もちろん、試験に遅刻しないことが原則です。
ただし、あまり早く試験会場に到着すると、教室の準備ができていないために入れないこともあります。その場合、冬の寒い中に外で待機しなければならない可能性もあります。そこで、中学受験当日には、試験開始前30分程度に到着することを目安に行動しましょう。
車でなく公共交通機関を使うようにする
試験会場に行くには、電車やバスなどの公共交通機関を使う方法と、タクシーや自家用車を使う方法があります。中学受験当日は、必ず電車やバスなどの公共交通機関を使うようにしましょう。それは、天候や災害などで試験会場に到着が遅れた場合、学校側が考慮してくれるのは公共交通機関のみだからです。
天候や災害などが起こると多くの受験生に影響するため、試験時間を遅らせる措置がとられます。ただし、車で試験会場に向かう途中、渋滞などに巻き込まれて試験時間に遅れた場合は、そのような措置はありません。必ず、公共交通機関を使いましょう。
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試験当日にトラブルにみまわれたら
試験当日は、親と子どもの両方に知らず知らずのうちに負担がかかっていることもあり、試験中の体調不良など、トラブルにみまわれることもあります。そんな場合でも、試験は受験できるので、焦らず対応することが必要です。試験当日のトラブルには次のようなものがあります。
雪が降ることを想定しておく
1月、2月にはいると雪が降って積もることも珍しくはありません。この場合は試験会場につくまでに靴や靴下が濡れてしまうことも考えられます。その状態で何時間も試験を受けることは万全とはいえません。
雪が降った場合には長靴を用意しておきましょう。または替えの靴下、タオルを持参して濡れてしまったら履き替えることをおすすめします。
いずれにしろ受験日の天気予報は事前にチェックをしておくようしておいてください。
試験中に子供が体調不良になったら
試験中に子供が体調不良になっても、多くの学校では、試験がそこで終了となることはありません。保健室などで、学校医の診察を受けてから別室で受験を行う学校も多いようです。もし、当日、子供が試験前から風邪気味などの場合は、あらかじめ、途中で体調不良になった場合の対処方法を学校側に聞いておくことも考えましょう。
また、保護者用の待合場所を学校が用意している場合、親は試験終了まで待合室で待っておきましょう。そうした場所がないときは、近くのカフェなど何かあってもすぐに戻れる場所にいるようにします。
受験票忘れや遅刻でもあわてない
中学受験当日は、親も緊張しているため、受験票を家において来たり、試験開始時間に遅刻したりするケースがないとはいえません。実は、学校側もこれらの場合の対処方法を考えています。
受験票を忘れても学校の事務局などで確認することができるので、問題なく受験することができます。遅刻した場合も、学校にもよりますが、30分程度の遅刻であれば、試験を受けることができる場合もあります。親が焦ると、子供にまでその焦りが伝わります。トラブルがあっても落ち着いて対処するのが重要です。
おわりに
中学受験は、子供はもちろん親も緊張しますが、何より大事なのは、子供が試験で持っている力を十分に発揮できることです。ぜひこの記事を参考に、中学受験を無事乗り切れるよう、受験の前の準備や当日の準備を万全に行いましょう。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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