低学年から塾に通わせたい!その前に…メリットデメリットを考えよう

低学年の通塾で気を付けておきたいこと

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子どもが勉強嫌いなる、高学年で息切れを起こすなどを避けるためには、どのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。もちろん、子どもの性格にもよりますが、実は、塾に通わせながら親がきちんと高学年になるための準備をしてあげることも大切です。

時間の使い方、勉強の仕方を確立しておく

通塾しはじめる前に、短時間でいいので家庭学習の習慣をつけるのが大事です。この段階で勉強に拒否反応を示した場合は、無理に通塾させないほうがいいかもしれません。

また、低学年の間に親が日々のスケジュールを立てて時間の使い方を子どもに身につけさせておきましょう。塾に通う場合、4年生になると塾の勉強の分量が増えてきますが、それも親子で話し合いながらスケジュールを立てます。それが習慣化すると5、6年生で自らスケジュールを立てられるようになります。そうなると、自分のペースで効率的に勉強することも可能になり、息切れの心配が減るでしょう。

勉強の仕方を身につけるために、低学年の間は必ず親子で一緒に勉強をするのがよいでしょう。もし、勉強の進め方がわからない場合は、塾の先生にきちんと相談をして低学年の間に解決するがポイント。塾の先生との関係を構築しておきましょう。

子どもの知的好奇心を育てることを忘れない

低学年の間は、知識を詰め込むのではなく、知的好奇心を育てることが大切です。少しでも興味のあることがあれば、本やインターネットでいっしょに調べる、博物館や動物園、森林公園などさまざまな場所へ出かけるなどしましょう。

また、読書習慣をつけるために図書館や本屋へ行くのもおすすめです。子どもの「知りたい」気持ちを満足させることが、勉強が好きになる近道です。低学年向けの塾では、小さな子でも興味をもてるように工夫をしている塾がたくさんあります。算数や国語の授業も学校とはちがう視点で学べますし、塾によっては実験教室やアルゴクラブ、速読、玉井式 図形の極®や玉井式 国語的算数教室®などの別講座を開講しているところもあります。
これらの講座は、中学受験が本格化する高学年以降は習うのが難しいのですが、低学年の間に受講しておくと高学年の勉強に役立つ能力が楽しく身につきます。

おわりに

賛否両論のある低学年からの通塾。メリットが大きいかデメリットが大きいかは、子どもの個性や地域性もありますが、親の導き方によるところも大きいです。親の望むペースではなく子どもの知的好奇心を大切にして、通塾のタイミングを見定めてあげたいですね。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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