こんな症状があったら気をつけて!
手が冷たいだけではなく、他にも症状がある場合は体温調節以外の原因があるかもしれません。自分の体調を言葉で表せない赤ちゃん。パパやママが異常を見つけてあげる必要があります。赤ちゃんの体をよく観察しましょう。
体温が平熱より高過ぎたり低過ぎたりする
手足が冷たいのに熱が高い場合や、逆に低体温の場合は、発熱する前兆かもしれません。機嫌が悪くてずっと泣き通しだったり、母乳やミルクの飲みが悪かったり、手足が震えている、顔色が悪いなど、いつもと比べて明らかにおかしな点がある場合は、病院へ行きましょう。風邪やインフルエンザなど、赤ちゃんがかかると重症化することもあります。
手や足をいつ触っても冷たく感じる
慢性的に手足が冷たい、唇が紫色(チアノーゼ)になっているなどの場合は、低体温症になっているかもしれません。すぐに体温を測り35℃台以下であれば、服を1枚増やす、布団をかける、おくるみで包んであげるなどして体を温めてあげましょう。また、窓際や床に直接寝かせるなどすると、体が冷えてしまいます。対策をとっても体温が平熱に戻らない場合は、病院へ行くと安心です。
温める時はほどほどにしましょう
手が冷たいからといって、極端に室温を高くしたり洋服を着せ過ぎたりすると、今度は赤ちゃんの体温が高くなり過ぎることもあります。赤ちゃんは自ら放熱をすることがまだ上手ではありません。熱がこもってしまうため、温め過ぎは厳禁です。前述しましたが、乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因ともいわれています。また、安全と思われがちな湯たんぽも低温やけどの原因となりますので、赤ちゃんに直接触れない場所に置きましょう。
おわりに
ひやっと冷たい赤ちゃんの手に触ると、パパもママも心配になりますよね。だけどそれは、赤ちゃんが自分で体温を調節している証。大人はそんな赤ちゃんの体温や顔色、汗のかきかたなどをきちんとチェックして、必要な対処をしてあげましょうね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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