学童もハードル高し「小1の壁」怖い話あるある

小1の壁
「待機児童問題」は、よく知られた話です。しかし、幼稚園や保育園に入れない苦難を乗り越えたにも関わらず、小学校でも同様の問題が生じることがあります。これは「小1の壁」と呼ばれ、より高い壁となって親に立ちはだかっているとも考えられています。

ここでは、小1の壁怖い話あるあるについてご紹介します。

小1の壁怖い話あるあるの前に!小1の壁とは?

働く母
まだまだ子どもが小さな状況では「小1の壁」と言われても、よくわからないかもしれません。そのため、以下に「小1の壁とは何か?」について、詳しくお伝えしていきます。予想以上に大変なことも多いので、よく理解しておきましょう。しっかりと知っておくことで、小1の壁の予防ができたり、心構えができるものです。

小1の壁は親が仕事と育児に悩む時期

幼稚園や保育園の時期が終わり、親が送迎しなくても済むようになるのが小学校に入学してからです。最初の数日は登下校訓練を行うことも多いですが、すぐに子どもだけで登下校をするようになります。これは、日本特有の通学方法とも言うことができ、時には危険が伴うことも。なぜなら、子どもが事件の被害に遭いやすいのは、登下校の時間帯だと言われることもあるからです。

このような不安感も多くなるため、最近では送迎を行った方がいいのか?と多くの親が悩んでいます。しかし、仕事を抱えている親の場合はなかなか難しく、子どもの放課後の過ごし方に苦慮する時期と言えます。

救いの手の学童は不足している

子どもの放課後の過ごし方として、自宅に1人で留守番させるのではなく、多くの共働き世帯は「学童保育」に子どもを預けています。しかし、昨今は学童保育に預けることのできる家庭が少なくなっています。なぜなら利用者が年々増えているため、施設自体の増加が追いついていないからです。

実際に、このような学童保育の必要性から拡大を図ってはいますが、それ以上に利用者が激増しています。小1の壁は、もう1つの待機児童問題とも言われているくらいに大きな問題になっています。

学童保育も一長一短あり悩みの種

学童保育があれば親の悩みはなくなるのかと言えば、そういうわけでもありません。小1の壁は放課後の子どもの過ごし方と同時に、彼らの心の問題にも関わってきます。
まだ小さな頃とは違い、自分はこうしたい、こう思うという自我がはっきりしてくる小学生の場合、学童保育が合わずに気落ちが辛くなったり、年上の児童との関わり合いを通して嫌な思いをしてしまうことなども発生しやすいのです。
そのため、単純に学童保育に行ける=悩みが解消されるわけでもないといえます。

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小1の壁怖い話あるあるについて

明日の準備
小1の壁の怖い話というのは、単に放課後どうしよう?長期休みはどうしよう?といった表面的な問題だけではありません。
共働きの場合は、どうしてもこういった問題に母親側が苦労をすることが多く、小1の壁にぶち当たって働き方を変える人もたくさんいます。どのような怖い問題があるのかを理解しておきましょう。

小学校は用意するものが多く準備が大変!

親が最初の段階で「小1の壁だ!」と思うのは、まず入学の準備時点で感じます。なぜなら、とにかく用意するものが多いからです。
ランドセルや文房具はもちろんのこと、給食袋や鍵盤ハーモニカ、習字道具、手提げ袋など色々と必要になります。学校によっては体操服や上履きなど、指定のものを購入しなくてはいけないこともあり、その場合は学校で販売されるので基本的に平日の対応となります。
仕事を休まなくではいけない…。平日が無理なら学校指定のお店に行く…など負担が大きく、大変な思いをすることが少なくありません。

昔とは違う!宿題と親の関わり方

小1の壁怖い話あるあるとして多く言われているのは、宿題への関わり方についてです。昔なら宿題は子ども自身で行い、翌日提出して担任が採点を行う、もしくはみんなで答え合わせをするということが多いものでした。
しかし今は、全て親が自宅でチェックしなくてはいけないのです。やっていることを確認するだけではなく、きちんと正解しているのかどうかを確認し、ハンコを押したり軽いコメントを添えて持たせることがほとんどになります。
その結果、大きな負担として親にのしかかってくるので、特に共働きのお母さんは「怖い話」として感じているのではないでしょうか。

PTA活動や学校行事への参加も多い

共働きのお母さんは、極力学校活動に関しては遠慮したいと思っている傾向があることでしょう。近年では、専業主婦でPTA活動や行事に対する手伝いなどをする人の方が少なく、多くの親が共働きとなっています。
そのため、仕事を理由に活動を断りにくい状況になっており、PTAや保護者会・行事の手伝いなどを行うなどが必要になり、結局仕事を休んだり、早退したりする必要が出てきます。こうした状況があるのは、仕事との両立を難しくする原因になると言えるのです。

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