保育園の格好ごとのメリット・デメリット
「制服や体操服がある保育園」「体操服だけある保育園」「私服オンリー」という保育園の3タイプがあることが分かりましたが、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
通園服と体操服がある場合
保育園に通園服と体操服がある場合のメリット・デメリットは次のようになります。
メリット
- みんな同じ格好なので子どもが喜んでお着替えをしてくれる
- 毎朝洋服に悩まなくていい
- 子どもが汚れを気にすることなく思う存分遊べる
- お着替えや畳む習慣を身につけられる
- 名札でお気に入りの服に穴が空かない
- 通園着の下に名札を隠せれば防犯性も高くなる
- お世話がしやすいため先生の負担が軽減される
- 安全に配慮されたデザインのため子どもが事故にあいにくい
- 先輩やお友達からおさがりがもらいやすい
デメリット
- 子どもの成長は早いため、2~3回は買い換える必要がある
- 買うアイテムが多く、お金がかかる
- 通園着からひと目でどこの保育園に通っているのかが分かるため、保育園後にお出掛けしづらい
このタイプは、安全面でも教育面でもメリットが多い反面、どうしても「コスト」というデメリットが気になってしまいますね。服装をそろえるだけで5~6万円はかかってしまうという保育園もあります。ただ、縫製がしっかりしている制服や体操服の場合は通常の洋服よりも長持ちしてくれますので、意外と経済的に思えるかも。特にドロドロになって遊びたい活発な男の子は特にうれしいかもしれませんね。
通園後に体操服(制服)になる場合
通園後に体操服や制服になるという場合は、次のようなメリット・デメリットが考えられます。
メリット
- みんな同じ格好なので子どもが喜んでお着替えをしてくれる
- 毎朝洋服に悩まなくていい
- 子どもが汚れを気にすることなく思う存分遊べる
- 名札でお気に入りの服に穴が空かない
- お世話がしやすいため先生の負担が軽減される
- 安全に配慮されたデザインのため子どもが事故にあいにくい
- 比較的値段が安い場合が多い
デメリット
- 子どもの成長は早いため、2~3回は買い換える必要がある
- 通園着からひと目でどこの保育園に通っているのかが分かる
- 夏場などは通園着だけで通うと名札で名前までバレてしまうかも。ちゃんと隠す必要がある
- かわいくないデザインもある
このタイプの場合、少し安全面に不安が出てしまうことがありますが、お値段も数千~1万円程度と安くすむのがうれしいですね。ただ、体操服やTシャツなので、デザインに期待しない方が◎。「かわいい格好をさせたいのに」という人は、気持ちに折り合いをつけるか私服の保育園を選んだ方がよさそうですよ。
通園も通園後もすべて私服の場合
保育園に行く時も過ごしている間も私服でOKという場合には、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
- ある程度好きな洋服を着てオシャレが楽しめる
- 通園着の下に名札を隠せれば防犯性が高くなる
- 保育園帰りにお店に寄ったり遊びに行ったりしやすい
デメリット
- お気に入りの服でなければお着替えをしてくれないことも(イヤイヤ期は特に)
- 服のサイズや傷み具合、ブランドものなど周りの子どもと比べて浮いていないか心配になることも
- 服が汚れてしまったり名札で穴が空いたりしてしまった時にショックを受けることも
- 「毎回同じ」と思われるのが嫌な場合は何着も購入する必要あり
- 保育園にそぐわない格好だと注意されることも
すべて私服だという場合は、オシャレができたりそのまま遊びに行けたりと自由度が高いのが魅力ですよね。ただ、周りの子どもの格好が気になってしまうかも。普段着にも着られるためコストも気になりにくいですが、子どもやお友達を危ない目にあわせたりしてしまうこともありますので、「ひもが付いているものは避ける」など保育園の規定をよく読んで洋服を選ぶようにしてくださいね。
おわりに
保育園には、私服で通えるところもあれば、通園用の制服や体操服が必要になるところもあります。保育園は小学校に通うまでの長い期間利用することになりますから、毎日の格好は意外と重要。それぞれのメリット・デメリットをしっかり比べて後悔のないようにしたいですね。
ただ、基本的には私服や制服だけど入園式や卒園式などセレモニーの時だけきっちりとした制服を着るという保育園も中にはあるようです。保育園見学に行くとセレモニーの時の写真や普段の園での生活がチェックできることもありますし、先生に聞けば普通に教えてもらうことも可能です。「知らなかった!」とならないようにしっかりチェックしておきましょう。
ピックアップ
たまGoo!(たまぐー)は、妊活、妊娠、出産をこれから迎えられる女性をサポートするため、女性のみならず、男性にも知っておいて欲しいこと、夫婦で取り組むべきことなどをコラムなどで紹介し、みなさまのご不安やお悩みに答えることを目的としたサイトです。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。