日焼け止め以外にもできる紫外線対策三つ
日焼け止めを塗ること以外にも、できる紫外線対策があります。まだ小さい保育園児に対して、日焼け止めを塗ることに少し抵抗がある、子どもが日焼け止めをなめてしまうのではないか?という心配のあるパパやママのために、日焼け止め以外の紫外線対策をご紹介します。
子どもにUVカットのパーカーなどを着せる
最近は、UVカットのパーカーなども多く販売されています。UVカットと書かれているパーカーなどを着せることにより、日焼け止めを塗っているのとほぼ同じような状態に保つことが可能です。もちろんそのパーカーを本人が脱いでしまうと意味がないのですが、夏向けの接触冷感などのパーカーもありますので、検討してみましょう。特に、日焼け止めを塗ってもすぐに取れてしまったり、なめたりする可能性のある子どもには、UVカットのパーカーがおすすめです。
つば広や日よけたれが付いた帽子をかぶる
帽子をかぶるのも昔からいわれていることではありますが、紫外線を防ぐための一つの有効な手段です。直接の日差しを避けることができるので、熱中症予防にもつながります。また、保育園児がかぶる帽子は、体育帽子のようなキャップも多いのですが、可能であればつばの広い帽子や、「日よけたれ」が付いた帽子をかぶらせるようにすると良いでしょう。帽子をかぶっていることに普段から抵抗のない子であれば、なおさら取り入れやすいです。
車の窓にUVカットシートやスプレーをする
車の窓にUVカットシートやスプレーをするというのも、対策としてはおすすめです。車の窓から差し込んでくる日差しで、紫外線を受けるケースは多いもの。また、特に、送り迎えなどで子どもが車の中にいることが多い場合は、UV対策を行いましょう。車によっては最初からUVカットのガラスになっていることもありますが、そういった機能が付いていない、あるいはその標準機能では少し心配だ、という場合はUVカットシートを別途購入したり、スプレーをかけたりするなど対策を採ることが大切です。
おわりに
保育園児といえども、日焼けは大人同様にできる限り避けたいもの。日焼け止めを塗ってあげたり、UVカットのパーカーを着せたり、あるいは帽子をかぶせるなど、紫外線のダメージを受けないようにしてあげたいですね。きちんとした対策を行ったうえで、安心して子どもを遊ばせてあげるようにしましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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