布おむつのデメリット
布おむつは、経済的なコストやおむつがとれるのが比較的早い傾向にあるなど、メリットもありますが、いくつかのデメリットも。ここでは主に三つのデメリットについて見ていきましょう。
とにかく洗うのが大変!
0歳児・1歳児など、紙おむつでも毎日かなりの枚数を使いますよね。それは布おむつでも同じ。もし子どもの降園とともにともにたくさんの布おむつを持って帰ってくるとなると、毎日の洗濯が大変なことに。
ウンチをしていれば水洗いしたり、その後バケツなどに入れて水を張って消毒したり。働くママにとって、仕事に家事に育児とやることがいっぱい。さらにおむつ洗いも大幅な負担がかかるとなると、布おむつの良さを理解していてもやはりつらいと感じるママもいるでしょう。
購入するコストやその後の扱いも苦労する
布おむつは結果的にはお財布に優しいものの、最初に買いそろえないといけないものもそれなりにあります。先述したようにおおむね1万5000円程度、その他にもタオルや着替えなど必要枚数をそろえるとなると、コストも意外にかかります。
また、布おむつが不要になった場合、その後の扱いも苦労するでしょう。紙おむつであれば使い捨てで済みますが、布おむつであれば端切れにして雑巾に使うなどが考えられます。
保育士さんの負担が大きいのでは?
これはママ側のデメリットではありませんが、多くの子どものお世話をする保育士さんにとっては大きな負担になるのではないか?という点です。子ども一人でもおむつ替えは大きな負担になるのに、保育士さんは日中何人もの子どものおむつを何度も変える必要があります。
近年では労働力減少・保育士不足が叫ばれているので、保育士さんの負担が軽くなるような施策も必要なのかもしれません。
おわりに
現在では紙おむつが主流で、ゴミは増えるもののママにとっては手間が少なく使用しやすいもの。しかし布おむつにもメリットはあり、ご家庭でも布おむつを使用しているママもいるのです。どちらがいいのかは、ママの考え方次第。よりよい方を選択し、子どもとの健やかな育児生活を送れるといいですね。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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