現在では、多くのご家庭が紙おむつを使用しているのではないでしょうか?保育園などでもご家庭と同様で紙おむつが使えると思いきや、中には布おむつを使っている保育園もあるのをご存じですか?
今回は、布おむつを使用することのメリット・デメリットについてご紹介していきます。
保育園で布おむつを使う場合の方法
保育園の方針や地域などによって、園全体で紙おむつではなく布おむつを使用しているケースもあります。そのおむつ、どうやって準備したらいいの?園によってさまざまですが、大きく三つの方法があるようです。
ご家庭で用意して持参する
まずはご家庭で用意して毎日持参する方法です。この場合、毎日かなりの枚数を用意する必要があります。布おむつは、おむつカバーに加え、成型おむつ・輪おむつがあります。カバーにあてるおむつは10~20枚程度など、園によって指定された枚数を用意しなければなりません。
さらに着替えも園の指定によって数セット用意する必要があり、毎日かなりの量の荷物を持って登園することが自然と想像できるでしょう。
布おむつのレンタルサービスを使う
毎日、布おむつを洗うのは大変な作業です。そんなときは布おむつのレンタルサービスを使う手があります。布おむつ代は別途かかりますが、洗濯はしなくていいし、赤ちゃんはいつでも清潔な布おむつ使うことができます。
保育園がレンタル契約している場合
この場合は保育園が布おむつをレンタル契約しているので、保育園で使った布おむつを家に持って帰ることはありません。
個人でレンタルサービスを利用する場合
保育園でレンタルサービス利用していない場合は、個人で契約する手もあります。この場合、布おむつを管理しなくてはいけないですが、洗濯の手間が省けます。ただ、使用済みの布おむつを回収日がくるまで家のどこかに置いておく必要があります。
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布おむつのメリット
布おむつは用意するのに負担がかかるものの、子育てのうえでいくつかのメリットがあります。ここで主なメリットを三つご紹介します。
おむつが早くとれやすい
紙おむつはママにとって使いやすい反面、子どもにとっても快適で、ぬれていることにも気づかないくらい。そのため、紙おむつはおむつがとれるのが遅くなるともいわれているのです。
一方で布おむつは一度おしっこをしただけで、べったりと冷たく感じます。そうなると子どもは不快感をあらわにし、おしっこをしたくなったタイミングにトイレに行こうとするでしょう。そうなると、紙おむつよりも短期間でおむつ離れが進み、早くパンツへ移行できる可能性が高くなります。
最終的には経済的に優しい
紙おむつは、月齢に合わせて異なるものの、1枚10~20円台。まだ赤ちゃんで1日8枚程度交換したとしても、1日100円台はかかります。1カ月で計算すると、自宅用・保育園用含めて1万円はいかないものの数千円はかかるはず。
布おむつの場合、例えばおむつカバー10枚程度、輪おむつ・成型おむつそれぞれ30枚程度購入したとして1万5000円程度かかることが想定されます。それでも布おむつの方が最終的な経済的負担を考えるとお財布に優しいといえるでしょう。
排せつしたことがわかりやすい
紙おむつはおしっこやウンチをしても、あまり不快な感覚は少ない構造になっています。一方で布おむつは、一度おしっこをすれば赤ちゃんもすぐに不快感を示し、保育士さんにもすぐ排せつしたことが伝わりやすいです。子どもとのふれあい、距離感を考えると、布おむつの方がよりスキンシップを図りやすいアイテムといえそうです。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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