育休退園制度によって受けるデメリット
育休退園のメリットとしては、育児休暇中の保護者の子どもが退園すれば、待機児童への枠が空き、待機児童数の減少につながります。また、子どもが保護者と一緒に過ごす時間が増えてうれしいという場合も家庭によってはあるでしょう。ここでは、育児退園によって受けるデメリットについて考えていきます。
職場復帰時にまた同じ保育園に戻れるのか?
職場に復帰するときに、同じ保育園には戻れないケースがしばしばあるのです。さらには保育園の空きがなく枠が空くのを待つことになって、仕事にも復帰できず人生設計も考え直さなくてはならなくなってしまうこともあります。そんな不安を抱えながら出産・育児を行うなんて悲しいですよね。せっかく入れた保育園なのですから、万が一退園したとしても、復帰時には同じ保育園に戻れるようになるといいのですが。
保育園の先生やお友達とのつながり
保育園に通う子どもにとって、保育園の先生やお友達の存在はとてもかけがえのないものです。そんなとき、国の都合でお友達や先生と離れ離れになってしまったら、子どもに寂しい思いをさせてしまうことになりますね。子どもは保育園に行くのを楽しみにしています。いつも通り保育園のお友達と遊べなくなるのは、子どもにとっては大きな環境の変化なのです。
退園により育児の負担が増加すること
下の子の誕生によってお母さんも上の子の育児にまでしっかり手が回らず大忙しの時期に、退園となればその負担は大変なものになります。上の子が保育園で預かってもらえれば、上の子は日中楽しく過ごすことができ、お母さんは下の子の育児に専念できます。保育園は育児の強い味方です。お母さんも子どももストレスをためずにすむように保育制度が変わっていくことが望まれます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。育休退園は、とても深く考えさせられる問題です。見た目の待機児童数減少は小手先の問題解決にしかならず、根本的な部分から解決策を探っていく必要があります。育休中に退園してしまえば、また保活をしなければいけなくなり2人目、3人目の妊娠にちゅうちょしてしまうご家庭もでてきてしまうのではないでしょうか。働きながら安心して子育てのできる日本になって欲しいと切に願います。
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ケーキづくりと旅行が大好きな母です。本業と執筆活動頑張っています!
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