小さな彼氏発言のとらえ方は人それぞれ
気持ち悪いと感じる人もいれば、当然感じない人もいます。それは子どもの有無や息子の有無とはあまり関係なさそうです。ここで気づかなくてはいけないのは、SNSは不特定多数のさまざまな人たちの目についてしまうという事実なのです。
息子がいるから理解できるわけでもない
「うちにも息子がいるからわかる」という声も、「うちも息子だけど彼氏とは表現できない」という声もあります。そして、そんな親子関係に憧れる未婚女性もいるようなので、子どもがいないから理解できないということでもないようです。
つまり、「息子がいる」グループであれば理解してもらえるとは思わない方がいいですし、知り合いにしか閲覧できないようにしている場合でも、表現には十分気を付ける必要があります。
普段の会話で「小さな彼氏」に共感してくれる人たちかなんとなく分かると思いますので、相手の人となりを吟味すれば、気持ち悪い印象は与えないのではないでしょうか。
夫が一番の彼氏だと表現しているかどうか
そもそもの気持ち悪さの原因は息子を異性として表現していることにあります。息子の写真だけでなく、夫との仲睦まじい姿もSNSで発信されていれば、本当に「息子が彼氏」とは思われにくいかもしれません。
SNSが息子だらけで母子2人だけで出かけている姿ばかりだと、「小さな恋人」の息子とお出かけではなく、「デート」を楽しんでいるように見えます。
そうではなく、家族で楽しんでいる姿や、夫とのデートなどの多数の投稿の中に、息子への「小さな彼氏」のハッシュタグがあれば、そこまで違和感を覚えないのかもしれません。
おわりに
子育ては楽しいだけではありません。息子を「小さな彼氏」と表現する母親も、毎日一生懸命子育てする中で「かわいい!」と思った瞬間の写真を「小さな彼氏」をハッシュタグに投稿しているのではないでしょうか。
SNSでのコミュニケーションは大変難しいですが、表現する際には工夫をし、閲覧する側も広い心を持ち、もちろん個人情報に気をつけながら楽しく利用したいものですね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。