「息子は永遠の恋人」なんて言葉があるように、息子に対して恋愛感情にも近い気持ちを抱くママが増殖しているのだとか。息子が大好きで仲が良いのはほほ笑ましいことですが、その結果「マザコン一直線」なんてことも。そこで今回は、そんな状況を回避するためにママができることや心がけておきたいことなどについてご紹介します。
ママが息子を大好きになる理由やポイント
自分の子どもであれば、息子でも娘でもかわいいと感じる気持ちに違いはないと思いたいところ。しかし、世の中には娘よりも息子が大好き!というママが多くいるのも事実です。そこで、そう思える違いや理由は一体どこにあるのでしょうか?
女の子とは違った幼さが男の子の特徴
ママが男の子をかわいいと思える理由に、「放っておけない」というものがあります。一般的に女の子よりも男の子のほうが手がかかり、先を考えない行動やママが理解に難しい行動をすることもあるほど。笑いもたくさんありますが、嘆きや悲鳴とも常に隣り合わせですし、体力勝負でなかなか目が離せない状態が続きます。
それに対して女の子は、ママの言うことを比較的よく聞きます。また、ママと同性で考えや行動が共通する部分があることなどから理解がしやすいとも言えます。
男の子は女の子より精神面が幼い部分も!
一般的に女の子は男の子よりも言葉の成長が早く、しっかりしているもの。早いうちからママと「この洋服、かわいいよね?」など、友達的な会話ができるほどです。精神年齢も同年齢の女の子と比べて男の子のほうが低めで、会話をするにしてもママが子どもに合わせたり答えを導いたりすることが多くあります。年齢とともに成長しているはずですが、そんな息子に幼さを感じてしまい「いつまでもかわいくて大好きな存在」になるのかもしれません。
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大好きな息子をマザコン化させないために
ママの中にはマザコンなんてよくある話だし、男なんて皆そんなものと思っている方も多いかもしれません。実は、マザコンになるかどうかは、息子自身の性格や特徴によるものではなく、ママの育て方にかかっているとも言われています。大好きな息子をマザコンにしたくなければ、接し方を見直す必要があるでしょう。
大好きな息子だから何でもやるはNG行為
息子の身のまわりのこと、ママはどれくらいの割合で手助けをしていますか? 「まだ幼い」「うまくできない」「心配だから」そんな思いが先走ってしまい、何でもしてあげていませんか?また、息子のほうから「あれやって!」「これやって!」となると断れず、ついつい手を出してしまうことはありませんか?
ママのほうは、やってあげることで大好きな息子に頼られているんだ!という自尊心が高まるかもしれません。しかし、そうすることで「ママが全部やってくれる」「お願いすればママが何とかしてくれるんだ」という部分を、息子は学習してしまいます。
息子大好きの気持ちを履き違えてはいけない
子どもが成長する中で、厳しさや課題を与えることは大切です。かわいいからと言って、むやみやたらに優しく接するのはよくありません。そうすることで、何があってもママが自分を守ってくれるのだと勘違いしてしまうのです。
息子が大好きで守りたいがために過保護や過干渉となり、マザコンになるための要素となったケースはたくさんあります。確かに世の中にはトラブルもあるので、親が子どもを守らなくてはならないことも多いでしょう。だからと言って、自分で考えて行動させないのはよくありません。なぜなら、自分で考えるというのは、人が生きるにあたって重要なことだからです。
ママのほうで安心かつ安全な道をすべて用意することで、一人で決定することができなくなります。その結果、ママがいないと何もできない「マザコン男子」となるのです。
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家族構成 長女12歳です。職歴は大手金融機関に勤務。資格はTOEIC950点、英検1級、FP2級を持っています。
子育てポリシーは「個性をのばす」です。
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