赤ちゃんの言葉の発達をサポートしよう
赤ちゃんの言葉の発達には個人差が大きいですが、ママやパパが積極的に話しかけたり、赤ちゃんの気持ちを代弁したりしてあげることで言葉の発達を自然と促すこともできます。赤ちゃんとよりよいコミュニケーションをとるためのポイントをまとめました。
ママやパパも赤ちゃん語で楽しくコミュニケーションを
赤ちゃん語を使うのが「ちょっと恥ずかしい」と思ったり、「最初から正しい言葉を教えるべきではないか」と考えたりするママやパパもいるかもしれませんね。しかし、赤ちゃんは舌や軌道が未発達のため、ママやパパと同じように発音したくてもできません。赤ちゃんが使う言葉で周囲の人も話しかけることで、赤ちゃんは「分かってくれた!」と会話の楽しさを知ることになり、言葉をどんどん習得するようになると考えられているのです。
赤ちゃんの気持ちを代弁してあげよう
赤ちゃんが何かを話しかけてきた時は、なるべくその気持ちを代弁してあげましょう。赤ちゃんが「わんわん」と犬を指さしたら「わんわんいるね。お散歩かな。かわいいね」や、「まんま(ごはん)」と言ったら「おなかすいたね!まんま食べよう。おいしそう」など、ママやパパが言葉を補うことで、言葉の使い方を覚えていきますし「伝わった」という経験は赤ちゃんの気持ちを安定させ自己肯定感を育みます。また、ママやパパから赤ちゃんに積極的に話しかけ続けると答えてくれるようになり、親子ともにさらにコミュニケーションが楽しくなってきますよ。
言葉の発達は個人差が大きい?3歳までは見守って
言葉の発達は心身の発達同様、個人差が大きいものです。親は同じ月齢の赤ちゃんと比べてつい不安になることもあるかもしれませんが、赤ちゃん一人ひとり性格や個性も違えば育つ環境も異なります。そのため、3歳くらいまでは発達の早い遅いに一喜一憂する必要はないと考えられています。ただ、大きな音に対する反応が鈍い、言葉が全く出ない、という場合は、難聴や自閉症などの可能性もありますので不安があればかかりつけの小児科の先生に相談してみましょう。
おわりに
赤ちゃんがカタコトの言葉を話す様子はとてもかわいいですが、赤ちゃんなりに自分の気持ちを周囲に伝えようと精いっぱい頑張っています。ときにはテレビやスマホを使う育児もよいですが、大事なことは親子でのコミュニケーションだってことを痛感させられますね。赤ちゃんの言葉に耳を傾け、コミュニケーションを楽しみながら言葉の発達を見守りましょう。
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8歳の甘えん坊娘と2歳イヤイヤ息子のママです。読書と野外フェスとクライミングが好きです。
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