最近は、小学生が学習塾に通うのも当たり前のようになってきました。一昔前では、子どもは元気に外で遊ぶのが仕事とされていましたが、今では大半の子どもが学習塾に通っています。お受験のための進学塾であったり、復習のための塾であったりとその目的はさまざまです。では、どのような塾に通わせるのが適切なのか、今回は小学生の学習塾事情について説明します。
学校の勉強だけでは不十分なの?
小学生の子どもを学習塾に通わせるのには、賛否両論あります。子どもは、勉強だけでなく遊びの中からいろいろなことを学んでいきます。なので、一概に塾に通わせるのが正しいだとか、学校の勉強だけで十分だとか決めることはできません。学校から帰ってきて、宿題や予習復習を自発的にできる子であれば、学校の勉強だけでも十分といえます。
学習塾は必要ではないという意見
学習塾は必要ではないという意見も多数あります。では、なぜ必要ないのでしょう。塾に通うことで自発的な学習をするということがなくなってしまいます。塾のペースや周りの生徒と同じように学んでいくので、自立した学習をすることがなくなってしまうのです。自分の意思で自発的に何かをしようということは、子どもの発達過程でとても重要なことです。小学生のうちは、勉強に根を詰めるより体を思い切り動かすことも大切なことです。学習塾に通わせる前に通信教材を試してみることもよいでしょう。自宅で子どものペースで学ぶことができるからです。
アクティブラーニングの導入も進んでいる
アクティブラーニングという言葉を聞いたことがあるでしょうか?子どもたちがどのように学ぶか「課題の発見・解決に向けた主体的、協働的な学び」これが、アクティブラーニングと呼ばれるものです。何を知っているか、知っていることをどう使うか、どのように社会や世界と関わりをもつかが重要視されます。アクティブラーニングの導入により、まずは学校での勉強を有効に活用するのが最適となってきます。子どもが自発的に学習塾に行きたいというまで待ってもよいかも知れません。
「周りが塾に通っているから」は間違った選択
塾に通わないことによって、学校の勉強を自発的に学ぶ子どもを育成できます。また、遊びの中からさまざまな知識を得ることも可能です。周りの子どもとひとくくりにしないことで、個性を存分に生かせることができるのではないでしょうか。周りの子どもたちが塾に通っているから、うちの子も通わせないとという思考は親の身勝手さでもあります。うちの子には、他の子にはない個性があると考えれば学習塾は必要ではないかもしれません。
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