これで解決!完全母乳を増やす三つのポイント
完全母乳育児をしているママで、母乳が少ないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。最初から母乳の出が悪いという人は、母乳促進マッサージ法を行うと効果があるとの声が多数出ています。他にも、母乳の出をよくすると言われている食べ物などを紹介していきます。
桶谷式マッサージは効果が出るとの声多数
母乳育児をしているママだと一度は聞いたことがあるかもしれません。桶谷式マッサージとは、助産師の桶谷さんが考案した乳房マッサージのことです。認定を受けた助産師指導のもと、教室に通ってマッサージを受けるという方法です。母乳が出ずに悩んでいた人にも効果が高いとの声が多いので、試してみてはいかがでしょうか。全国に約300カ所の桶谷式母乳相談室があります。
鉄分が多く含まれている食べ物を摂取する
母乳の原料は血液成分です。そのため貧血や栄養不足状態だと母乳を作る量が減ってしまいます。産後太りでダイエットをしている人や食事バランスが崩れている人は、栄養バランスのとれた食事をこころがけるようにしましょう。鉄分を多く含む食べ物は赤身肉・レバー・小松菜・ほうれん草などです。揚げ物やお菓子などは、乳管が詰まって乳腺炎を引き起こす原因になるので控えることも大切です。
おっぱいが出なくてもくわえさせることが大事
赤ちゃんがおっぱいをくわえることでホルモン分泌の刺激を受け、母乳は作り出されます。はじめての母乳育児の場合は、まだおっぱいが固く赤ちゃんも飲みづらいことが多くあります。嫌がったとしても、慣れてくるまでは諦めずにおっぱいをくわえさせるようにしましょう。また途中から母乳の出が悪くなったと感じる場合も同様です。
おわりに
完全母乳育児を目指しているなら、母乳の出が悪い場合でも諦める必要はありません。睡眠不足・食事改善を心がけ、乳房マッサージにも取り組みましょう。産後直後の約3カ月間は、必要量の母乳が出るまでに個人差があります。少なくとも3カ月間は諦めずに完全母乳に取り組んでみましょう。ただ産後はうつにもなりやすい期間です。赤ちゃんと楽しく過ごすためにも、極度のストレスを抱えるまでのムリはしないようにしてくださいね。
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2人の男の子のママとして毎日奮闘中!医療業界で働いていた経歴を生かし、健康・子育て情報を発信するフリーライター。
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