赤ちゃんのマイナンバーを使うときと注意点
マイナンバーは、会社に提出したり、確定申告をしたりするときのように、税金に関わる書類に書くことが多いかもしれません。しかし、赤ちゃんのマイナンバーは社会保障の分野で使うことが多いのです。最後に、赤ちゃんのマイナンバーが使われるときと注意点をお話しします。
児童手当や児童扶養手当を申請するとき
赤ちゃんが生まれると、所得に応じて児童手当をもらうことができます。児童手当の申請書にはマイナンバーを記入する欄があるのです。また、ひとり親に支給される児童扶養手当の申請書にもマイナンバーを記入します。マイナンバーを記入することで、所得金額の情報を共有し、提出する書類を減らしたり、申告漏れをなくしたりすることができるのです。
乳幼児医療費助成制度を申請するとき
乳幼児医療費助成制度は、病院を受診したときの医療費を助成する制度です。医療費の助成制度も所得に応じているため、マイナンバーによって所得金額とひもづけします。赤ちゃんのマイナンバーは「所得と税金」のひもづけよりも「所得と手当(助成金)」のひもづけに役立っているのです。
マイナンバーカードは個人情報の宝庫
マイナンバーがもっと使われるようになれば、番号ひとつでさまざまな情報がひもづけされるようになります。マイナンバーカードには、番号だけでなく顔写真までついているのです。マイナンバーカードは個人情報の宝庫であり、人によっては悪用されてしまうかもしれません。「単なる数字だから」と気軽にマイナンバーを書いてしまったり、教えてしまったりすることはやめましょう。
おわりに
マイナンバーは、始まって間もない制度です。しかし、これからはさまざまな機関で使われ、たくさんの情報がひもづけされていくでしょう。赤ちゃんが一生使うマイナンバーであるからこそ、管理はしっかりしてあげたいですね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。