鼻くそが気になる場合、大人なら鼻をかめば簡単に済むことですが、赤ちゃんとなると大問題!赤ちゃんはまだ鼻をかむことができないし、どうやって取ったらいいのか悩むママが多いのではないでしょうか?今回は、赤ちゃんの鼻くその取り方をはじめ、取るときに気をつけたい注意点についてご紹介します。
赤ちゃんは鼻くそがたまりやすい?
鼻くそは、空気中のほこりや鼻水、鼻の粘膜から出た分泌物などが集まったものです。大人でももちろん鼻くそはできてしまうものですが、赤ちゃんは鼻くそがたまりやすい傾向にあります。それはなぜでしょうか?
赤ちゃんの鼻の粘膜はとても敏感!
赤ちゃんの鼻の粘膜は、大人よりもとても敏感。ほんの少しの気温差やほこりなどの変化を、大人よりも敏感にキャッチして鼻水が出やすいのです。鼻水はやがて乾燥して鼻くそになります。そうなると、赤ちゃんが呼吸するときに苦しそうな表情になったり、鼻をフガフガと音を立てたりすることも。赤ちゃんが呼吸しづらそうだと、ママも不安になってしまいますよね。
鼻の穴が小さいこともたまりやすい原因に
そもそも赤ちゃんの鼻はもちろん、鼻の穴もとても小さいです。大人よりも鼻水が出やすいのに鼻の穴が小さければ、必然的に鼻くそがたまりやすくなります。赤ちゃんは自分で鼻くそを取り除くことができないので、そのままどんどんたまってしまい、大人以上につらい症状が出やすくなってしまうのです。
赤ちゃんの生活習慣や環境にも関係が?
鼻水が出やすくなってしまうのには、環境にも原因がひそんでいます。ほこりが空気に混ざりやすい環境であれば、赤ちゃんも鼻水・くしゃみが出やすくなってしまいます。また赤ちゃんが毎日過ごす部屋では、温度・湿度の管理が欠かせません。
湿度は40~60%程度がおすすめです。温度は冬場なら18~23度程度、夏場なら26~28度程度がいいとされています。赤ちゃんの生活環境によって鼻くそはたまりやすくなってしまうので注意が必要です。
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赤ちゃんの鼻くそを取る方法
赤ちゃんにとって無理のないように鼻くそを取ってあげたいですよね。うまく鼻くそを取るには、スムーズに取れる方法やコツを押さえておくことが重要です。ここで三つの方法をご紹介します。
綿棒で汚れを巻き込みながら取る
綿棒にはさまざまな形がありますが、赤ちゃん用の細いタイプがおすすめです。鼻の穴が小さいので、一般的に販売されている綿棒では入らないことも。使い方は、鼻の奥までまっすぐ綿棒を突っ込んでしまわないように注意しましょう。鼻くそが奥へ入ってしまうと、さらに呼吸がしづらくなってしまいます。
鼻の穴に綿棒を軽く差し込んだら、くるくると回しながら手前に引き出すようにします。綿棒が鼻の中の汚れをうまく絡めとってくれる、おすすめの方法です。
赤ちゃんにくしゃみをさせてみる!
鼻の奥にある鼻水や鼻くそは、なかなかうまく取れない場合も。それなら自然な方法で鼻くそが出てくるようにしてみてはいかがでしょうか?ティッシュを細く「こより」にして鼻先をくすぐってみましょう。
大きなくしゃみとともに、鼻の奥から鼻水・鼻くそが飛び出してくることも!赤ちゃんはビックリかもですが、無理に鼻くそを取ろうとするよりも、鼻の粘膜を痛めることなくできる方法です。
専用のピンセットや鼻水吸引器も活用してみて
ベビー用品を扱うお店では、赤ちゃん用のピンセットや鼻水吸引器などの便利グッズを販売しています。必要に応じて使用してみるのもいいでしょう。鼻水吸引器を使って鼻水を少しでも取り除くことができれば、鼻くそがたまりやすくなる予防にもなります。ただし赤ちゃんが泣いて嫌がるようであれば、少し様子を見てみると、気づいたら取れていたなんてこともありますよ。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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