毎年恒例の運動会。子どもが参加する競技には、パパもママも必ずチェック!小学生であれば学年によって距離は違えども、徒競走はほぼ必ず行われる学校が多いでしょう。そんなとき、できれば子どもがスピードに乗って速く走り切ってくれたら親としてもうれしいですよね。
今回は子どもが運動会で速く走れるようなポイント・練習方法をご紹介してきます。今年の運動会ではいつもよりもスピードアップした子どもの走りを見られるかも!
うちの子、走るのが苦手?その理由とは
毎年運動会で見ているけれど、何だか、うちの子は走るのが苦手?そんな風に気になっているパパやママもいることでしょう。それにはいくつかの理由がひそんでいるかもしれません。普段の何げない生活パターンが、走ることを苦手にさせているのかも?
そもそもの体力不足が原因?
徒競走で子どもたちが走る姿を見ていると、最後にバテてて急にスピードが落ちてしまっているシーンをよく見かけます。これはそもそも、その距離を走り切る体力が備わっていないことが何となくわかりますよね。普段からあまり体を使わなかったり、外遊びを好まなかったり。ついつい大好きなゲームやテレビに夢中になってしまうのかもしれませんが、その影響でしっかりと体力づくりができていないことにつながっているのかも。
体の動かし方がよくわかっていない?
走り方には人それぞれ特徴がありますが、体の動かし方がチグハグしていると、どうしても体全体でバランスを取ってスピードに乗っていることができにくくなります。何となく自分が「運動神経がにぶい」気がして、速く走る努力もしなくなる、なんてことも。走るときの体の動かし方がわからないだけで、コツを押さえれば実は速く走れることもあるかもしれませんよ!
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速く走る方法!三つのポイント
速く走るためにはいくつか気をつけておくポイントがあります。ここでは、三つに絞ってご紹介していきます。以下で具体的なポイントが分かったら、ぜひお子さんの走りをチェックしてみてくださいね。動画などを取ると、より具体的に今の走り方が把握できますよ!
正しい姿勢で走れている?チェックしてみて!
姿勢が悪いと体全体がうまく使えずにしっかり安定した走りができません。姿勢をチェックする際のポイントを見ていきましょう。
- 背筋は伸ばしてやや前傾姿勢(猫背にならないように)
- お尻は出さず、あごは上げないように
- はじめのうち歩幅は小さめで、安定してきてから大きくしていく
- 顔は走る方向へまっすぐ前を向く
普段から姿勢を正すようにしておくといいですね。背筋が伸びた状態とは、頭から足まで1本のひもでつられているような形です。
腕の振り方!これ大事です
走る際には腕はあまり関係ないと思っている方、ここでぜひ腕の振り方を覚えておきましょう。ポイントとしては、主に以下の五つです。
- 脇は締めて、開きすぎないようにする
- 手のひらはグーではなく軽く開いておく
- 肩を中心にして腕を振る(肘の角度は90度)
- 腕を前後にしっかり振る
- 腕に力が入りすぎないように
手を横に振ったり、グルグル回したり、腕の動かし方ひとつで、走るスピードにも大きく影響してきます。走る前に一度腕の振り方だけで練習するなど、部分的にチェックしておきたいポイントです。
足の動かし方にも気をつけてみて
走るのが苦手な子ほど、足がうまく使えていないこともしばしば。足がしっかり上がっておらず、ももがうまく使えていないとどうしても走るスピードが出てきません。足の動かし方のポイントは、以下の七つです。
- 足をまっすぐに上げる
- できればももをしっかり上げる
- つま先をあげ、つま先で地面を押して走るようにする
- 足は後ろに蹴り上げず下に踏み下ろすようにする(空き缶を踏みつぶすイメージ)
- 地面を強く蹴って反動を利用する
- かかとを使って走らない
- 腕と足を同時に動かすようにする
足の裏は全体を地面につけることなく、足の親指の付け根当たり(母指球)を使うことがポイントです。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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