再婚時のお悩みあれこれ!気を付けたい点
すてきな異性と巡り合い再婚を意識したとき、注意しておきたいポイントがあります。
まず基本的なことですが、子どもへの事前の紹介と説明はマスト。生まれたての赤ちゃんであれば話は別ですが、1歳以上で言葉の理解が進んでいる場合は子どもにきちんと説明・紹介する機会を設けましょう。
避けては通れない!?再婚時の3大お悩み
子持ち再婚といえば、次の三つのお悩みがつきものです。
(1)子どもにどう説明するか問題
家族が増えることについて、いつ・どのように説明するかが悩みどころ。再婚相手に「ママを取られた」と感じる子も多いため、ごまかさずきちんと話をしてあげたいものです。
(2)養子縁組するか・しないか問題
特に子どもが幼い場合は、再婚相手との養子縁組を検討する人が多いようです。ステップファミリーとして絆を深めていく家族もいますが、養育費の問題にも関わるため、難しい問題です。
(3)再婚後の面会はどうするか問題
新しいパパができても、子どもにとって実の父親はただ一人。面会など親子の交流を妨げることのないよう配慮が必要です。ただし、再婚直後は心身ともに落ち着かない子が多いため、無理は禁物。実父にも状況を説明し、理解を求めましょう。
子どもファースト!再婚はじっくり進めよう
ママが自分以外の人を優先させると不安になるのは、子どもが何歳であっても同じです。子どもの年齢、そして自分の年齢を考えると「早い方がいい」という思いもあるかもしれませんが、くれぐれも焦らないようにしましょう。
ここで芸能人の子持ち再婚をご紹介しましょう。
山口もえさん
子持ち再婚というと、芸能人では爆笑問題の田中さんとタレントの山口もえさんが有名ですね。お二人は再婚する際、もえさんの実子への配慮(メンタル面や学校への対応など)が理由で、当初予定していた入籍時期を遅らせたそうです。
ユージさん
一方、モデルのユージさんは一般の子持ち女性と結婚。突然の発表に加え、授かり婚ということでも世間を騒がせましたが、2年の交際期間を経ての入籍でした。現在は3児のパパとして子育てに奮闘する姿が印象的です。
千秋さん
前夫との娘さんが小学校を卒業したタイミングで子持ち再婚した千秋さん。子どもの環境がかわる時期に新しい旦那さんを迎えいれたことから、子どもファーストだったということがわかりますね。しかも再婚相手は15歳も年下というから驚きです。
再婚が成功かどうか、どんな結婚生活が理想的なのか、価値観は人それぞれです。ただ、子どものことを優先し、その年齢特有の問題にきちんと向き合うことが重要。いつでも“子どもファースト”で、再婚話は慎重に進めましょう。
おわりに
心配ごとや悩みごとが尽きない子持ち再婚。問題は山積みかもしれませんが、子持ちで再婚して幸せに暮らしているご家庭もたくさんあります。子持ち再婚を成功させるためには、いつでも子どもファーストでありたいもの。子どもの心境の変化や不安な気持ちに寄り添って、再婚話は慎重に進めていきましょう。
平成 28 年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況・厚生労働省
「国⺠の決断」調査レポート 2014 vol.2・株式会社オールアバウト
親の離婚を経験した子どもの精神発達に関する文献的研究・法政大学人間社会研究科
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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